俺の日常!!
桐は絶望に包まれ
机にガンガン何度も頭をぶつける


亜紀「桐くん、桐くん」

と小声で亜紀が呼ぶ

桐「んだよ!」

逆ギレ気味に亜紀の方を見ると

亜紀は人差し指で前を指す

桐が前を見るとクラスみんなが桐を見ている


桐「?」

亜紀「次、桐くんの番」

と亜紀が耳打ちする

桐「あぁ〜……」

と机から立ち上がり
……桐は気づく

クラスみんなが
桐の事を何か不思議な期待だけで見つめていた


な……なんだ……何故みんな俺の事を……
やめろ!!!
そんな目で見るな!!!
俺は面白い事など出来ないし言えない!!!
だから…そんな目で俺を見ないでくれ!!!


桐は1人、心の中でパニックになっていた


桐「…………」


だ、ダメだ……何も言えない……
自己紹介が……こんなにも………ツラいものだったとは……


桐「……金本……桐です……よ……よろしくお願いします……」

そう言うと桐は椅子に座り即座に机にうつ向いた



ま、負けた………
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