俺の日常!!


グビグビ……

とサリアが腰に手を当て試験管に入っている、桐の血一本を一気飲みした

サリア「プハ〜やっぱ朝からの血は最高だね〜」


「うぇ〜〜」
と聞きたくもない嘔吐している桐の声

洗面所にサリアが見に行く

サリア「お前まだやってたのか?」

桐「ゴホッゴホッ……当たり前だろ!惚れ薬なんて……ふざけんな!
俺は誰にも惚れたくない!!
万が一惚れてもこの家の誰かに惚れるなど真っ平御免だ!!」

サリア「だからって無理に喉に指突っ込んで吐かなくても……」


そこにポンッと桐の肩に手を置く彩月

彩月「桐……諦めろ
今頃惚れ薬は桐の身体を蝕んで……ブハハハハ!」

と説明する前に吹き出し爆笑しだす彩月

とそこに

亜紀「き〜り〜くん♪
今日はお買い物に行く約束の日ですよ〜♪」

いつもより遥かに機嫌がいい亜紀がクルクル回りながら現れた

桐「…………」

亜紀「……………」

洗面所でうつ向いていた桐と
今現れた亜紀が目を合わせる

桐「う……」

亜紀「う?」

桐「うぇ〜……」

亜紀「き、桐くん!!!?」

< 34 / 51 >

この作品をシェア

pagetop