これから、わたしは太陽を食べます
なんでわたしは変幻ができるかというと、本来鬼というものは人間の怨念や思念から成る。
わたしは、妖狐の怨念からできたらしい。
昔妖狐の村で大虐殺があって、それでできたんだそうだ。
だからわたしは変幻ができるし、ある程度霊力を使うこともできる。
ほかの鬼よりかはあそびがいのある鬼だったらしい。
そのせいかわたしは神様の考えでさえ読めた。
思考や記憶、それらが欲しいと思ったときに角から吸収できた。
ようするに特別な鬼だった。
だからといって鬼という下等生物であることは変わらないし、神になれるわけでもないのだが。