俺たちの妹・3
葵side…
「研修医 ‼︎ 救急車迎えに行って」
「「「はいっ‼︎」」」
医局長の言葉に反応した俺たち。
早足で救急の出入り口を目指す。
「なぁ、葵……」
楓が俺に話しかけてきた。
「なに……」
「俺、嫌な予感してるんだ」
楓の言葉に思わず苦笑した。
「俺も……」
「っっ‼︎ ……違うといいな」
「そう願うけどね…じゃないと、冷静でいられる自信ないよ……」
「俺も知り合いが苦しそうなの見てられないかも」
仁にとってもみぃは、友達だからな……
暫くして、敷地に入り込んできた救急車に駆け寄る。
「城之内美晴さん、喘息発作からの意識混濁です」
その言葉を聞いた途端、頭が真っ白になった。
朝、笑顔で見送ってくれたのに……
どうしてこんなに苦しそうなんだ……
「……い‼︎ ………おいっ‼︎ 葵っ‼︎」
楓の声で我に返った。
「……ご、めん」
「大丈夫だから。ここは病院だし、小林先生も他の先生も居る。俺たちだけじゃない」
そうだよな……
看病することや、発作を起こしたみぃも見慣れていたけど、知らないところで発作を起こしたみぃを見るのは初めてだったから、動揺したんだ……
「「「はいっ‼︎」」」
医局長の言葉に反応した俺たち。
早足で救急の出入り口を目指す。
「なぁ、葵……」
楓が俺に話しかけてきた。
「なに……」
「俺、嫌な予感してるんだ」
楓の言葉に思わず苦笑した。
「俺も……」
「っっ‼︎ ……違うといいな」
「そう願うけどね…じゃないと、冷静でいられる自信ないよ……」
「俺も知り合いが苦しそうなの見てられないかも」
仁にとってもみぃは、友達だからな……
暫くして、敷地に入り込んできた救急車に駆け寄る。
「城之内美晴さん、喘息発作からの意識混濁です」
その言葉を聞いた途端、頭が真っ白になった。
朝、笑顔で見送ってくれたのに……
どうしてこんなに苦しそうなんだ……
「……い‼︎ ………おいっ‼︎ 葵っ‼︎」
楓の声で我に返った。
「……ご、めん」
「大丈夫だから。ここは病院だし、小林先生も他の先生も居る。俺たちだけじゃない」
そうだよな……
看病することや、発作を起こしたみぃも見慣れていたけど、知らないところで発作を起こしたみぃを見るのは初めてだったから、動揺したんだ……