俺たちの妹・3
「みぃちゃん、まだ良くならない?」
「今回の検査結果も良くなかったし、検査入院する事になったんだ」
「………そうだったんだ。みぃちゃん心配だね……私、後で顔出すね」
「そうしてもらえると助かる。美晴も1人より由奈が居てくれる方が心強いだろうし」
小さい頃は1人で病室に居るのを凄い嫌がっていたな……
今思えば、発作が怖かったんだろうけど、当時の兄貴や俺は甘えてくれてると思っていて、側に居ることを喜んでいたんだ。。
美晴の入院セットを取りに家に戻り、すぐに病院へ向かう。
そっと病室を開けると、美晴はスヤスヤとは言えないけど、眠っていた。
俺が椅子に腰掛けると、人の気配を感じたのか、ゆっくりと目を開けた。
「ひな、くん……」
珍しいひなくん呼び。
「どした?」
「ひなくん、傍にいて……」
そう言って手を伸ばしてきた。
「傍にいるから、安心していいよ」
そう言いながら、俺は美晴の手を握った。
そう言えば、………昔、似た様な事があったな〜。
「今回の検査結果も良くなかったし、検査入院する事になったんだ」
「………そうだったんだ。みぃちゃん心配だね……私、後で顔出すね」
「そうしてもらえると助かる。美晴も1人より由奈が居てくれる方が心強いだろうし」
小さい頃は1人で病室に居るのを凄い嫌がっていたな……
今思えば、発作が怖かったんだろうけど、当時の兄貴や俺は甘えてくれてると思っていて、側に居ることを喜んでいたんだ。。
美晴の入院セットを取りに家に戻り、すぐに病院へ向かう。
そっと病室を開けると、美晴はスヤスヤとは言えないけど、眠っていた。
俺が椅子に腰掛けると、人の気配を感じたのか、ゆっくりと目を開けた。
「ひな、くん……」
珍しいひなくん呼び。
「どした?」
「ひなくん、傍にいて……」
そう言って手を伸ばしてきた。
「傍にいるから、安心していいよ」
そう言いながら、俺は美晴の手を握った。
そう言えば、………昔、似た様な事があったな〜。