俺たちの妹・3
楓が用意してくれた酸素マスクと点滴を付けて、ICUで様子を見ることになった。
「とりあえず、みぃちゃんの意識戻るまではここな。葵は少し休憩していいよ」
小林先生の優しさが身にしみた。
ベッドに横たわるみぃ。
ここ最近こんな風になる事が少なかったから、少し恐怖が襲う……
俺は、ICUにいるみぃの側をなかなか離れられなかった。
仕事に戻らなきゃ……
廊下に出ると、彩さんと新がいた。
「彩さん……」
「葵くん…みぃちゃんどう?」
「彩さんが救急車呼んで連れて来てくれたんですね。ありがとうございます。意識戻るまではここで様子見ます……新、みぃの事ありがとな」
「あおい……みぃ、げんきになる?」
新の不安そうな瞳が、ずっとみぃの側にいた事を語っていた。
「今は、発作の後でちょっと休憩が必要だけど、大丈夫。みぃはまた元気になるよ。今日、お出かけだったんだろ?みぃにまたお出かけしようって言ってあげて?みぃ、喜ぶから」
「わかったっ‼︎ 」
新はかな兄に似て、責任感の強い子になっていた。
「とりあえず、みぃちゃんの意識戻るまではここな。葵は少し休憩していいよ」
小林先生の優しさが身にしみた。
ベッドに横たわるみぃ。
ここ最近こんな風になる事が少なかったから、少し恐怖が襲う……
俺は、ICUにいるみぃの側をなかなか離れられなかった。
仕事に戻らなきゃ……
廊下に出ると、彩さんと新がいた。
「彩さん……」
「葵くん…みぃちゃんどう?」
「彩さんが救急車呼んで連れて来てくれたんですね。ありがとうございます。意識戻るまではここで様子見ます……新、みぃの事ありがとな」
「あおい……みぃ、げんきになる?」
新の不安そうな瞳が、ずっとみぃの側にいた事を語っていた。
「今は、発作の後でちょっと休憩が必要だけど、大丈夫。みぃはまた元気になるよ。今日、お出かけだったんだろ?みぃにまたお出かけしようって言ってあげて?みぃ、喜ぶから」
「わかったっ‼︎ 」
新はかな兄に似て、責任感の強い子になっていた。