俺たちの妹・3
病室のドアをの前に行くと、二人の会話が聞こえてきた。
「みぃ、解熱剤入れていいって」
「ケホ、ケホ……葵が、してくれるの?」
「うん、司さんから許可もらったから」
「……いたい?」
「痛くない様にするから」
「葵に、ケホ、してもらうの、初めてだね」
「いつみぃにしてもいいように、いっぱい練習したよ」
「ふふ。ケホ、なら、安心だね」
ドアを挟んだ向こう側の事だけど、二人の様子が分かる。
「消毒するよ」
「見てたら痛いと思うけど…」
「でも、葵がしてくれるケホ、初めてだから…ケホケホ、見てたい」
「痛くない様に頑張るね。みぃの咳も出てきてるし早く済ませよう」
少し間が開いたので、多分注射してるんだろう…
「終わったよ」
「……いたく、なかった」
「それは良かった。はぁ、緊張した」
「緊張、ケホ、してたの?」
「そりゃ、あんなにじっと見られたら緊張するよ」
「ふふ。…ケホ、これからも、ケホケホ、お願いね」
「もちろん」
治療中でも何故か甘い雰囲気になるのは、この二人だからだろうな…
「みぃ、解熱剤入れていいって」
「ケホ、ケホ……葵が、してくれるの?」
「うん、司さんから許可もらったから」
「……いたい?」
「痛くない様にするから」
「葵に、ケホ、してもらうの、初めてだね」
「いつみぃにしてもいいように、いっぱい練習したよ」
「ふふ。ケホ、なら、安心だね」
ドアを挟んだ向こう側の事だけど、二人の様子が分かる。
「消毒するよ」
「見てたら痛いと思うけど…」
「でも、葵がしてくれるケホ、初めてだから…ケホケホ、見てたい」
「痛くない様に頑張るね。みぃの咳も出てきてるし早く済ませよう」
少し間が開いたので、多分注射してるんだろう…
「終わったよ」
「……いたく、なかった」
「それは良かった。はぁ、緊張した」
「緊張、ケホ、してたの?」
「そりゃ、あんなにじっと見られたら緊張するよ」
「ふふ。…ケホ、これからも、ケホケホ、お願いね」
「もちろん」
治療中でも何故か甘い雰囲気になるのは、この二人だからだろうな…