俺たちの妹・3
熱が出て弱っているみぃは、いつも以上に情緒不安定だった。
みぃが落ち着くまで俺はみぃの頭を撫でていた。
「あおい……ケホケホ……いたい」
そう言って涙を溜めるみぃ。
代わってやれるものなら代わってやりたい。
みぃばかり辛い思いをしている。
みぃの手をきゅっと繋ぐことで、側に居ることを感じてほしかった。
俺の気持ちが伝わったのか、みぃの体力の限界が来たのかは分からないけど、みぃはスーッと眠った。
早く良くなりますように……
ひな兄の真似をして、頭にそっと手を置いた。
それからのみぃは、結局熱がなかなか下がらず、高熱と痛みで一週間苦しんだ。
意識が朦朧とすることもあり、ひな兄と俺とかな兄が順番に付き添っていた。
抗生剤の点滴のお陰か、喉の痛みが少しずつなくなり、熱も下がる兆しが見え始めたのは、高熱が出てから、2週間後だった。
その頃には、寒さではなく、暑さを訴えていたので、氷枕や冷えピタ、保冷剤で冷やしていた。
「あおい……」
「ん?」
「熱、下がってる?」
みぃの問いかけにチェックシートに目を通す。
ピーク時よりは下がってるけど、ずっと高熱キープだな……
「んー、下がってるけど、まだまだ高いよ。みぃもまだ辛いでしょ?」
俺の問いかけに苦笑いするみぃ。
「でも痛いのはなくなったよ」
「抗生剤のお陰だね。後は熱下げような」
にっこり笑うみぃを見て、笑えるようになったことが嬉しかった。
みぃが落ち着くまで俺はみぃの頭を撫でていた。
「あおい……ケホケホ……いたい」
そう言って涙を溜めるみぃ。
代わってやれるものなら代わってやりたい。
みぃばかり辛い思いをしている。
みぃの手をきゅっと繋ぐことで、側に居ることを感じてほしかった。
俺の気持ちが伝わったのか、みぃの体力の限界が来たのかは分からないけど、みぃはスーッと眠った。
早く良くなりますように……
ひな兄の真似をして、頭にそっと手を置いた。
それからのみぃは、結局熱がなかなか下がらず、高熱と痛みで一週間苦しんだ。
意識が朦朧とすることもあり、ひな兄と俺とかな兄が順番に付き添っていた。
抗生剤の点滴のお陰か、喉の痛みが少しずつなくなり、熱も下がる兆しが見え始めたのは、高熱が出てから、2週間後だった。
その頃には、寒さではなく、暑さを訴えていたので、氷枕や冷えピタ、保冷剤で冷やしていた。
「あおい……」
「ん?」
「熱、下がってる?」
みぃの問いかけにチェックシートに目を通す。
ピーク時よりは下がってるけど、ずっと高熱キープだな……
「んー、下がってるけど、まだまだ高いよ。みぃもまだ辛いでしょ?」
俺の問いかけに苦笑いするみぃ。
「でも痛いのはなくなったよ」
「抗生剤のお陰だね。後は熱下げような」
にっこり笑うみぃを見て、笑えるようになったことが嬉しかった。