俺たちの妹・3
「みぃ、調子はどう?」
回診の時に司さんがやって来た。
「痛みがなくなってきたよ」
「そっか、良かったなー」
そう言って、チェックシートに目を通してから、診察を始める。
「診察するね。…………うん。音は悪くないよ。今回は喘息出なかったね。喉見るよー。腫れも引いてきたね。痛いのなくなったじゃない?」
「うん、喉が痛いのはなくなったよ」
「じゃぁ、少しずつ飲んだり食べたりしてみようか。お白湯は飲めそう?」
司さんの言葉にビクついたみぃだけど、いい返事が聞けた。
「………………うーん、やってみる」
まだ熱は高いものの、こうやって会話ができるのは良いことだった。
みぃの答えを聞いて、俺はお白湯とコップとタオルを用意した。
「みぃ、早速やってみよ。体少し起こすよ」
声をかけて、みぃの体を支えながら起こして、枕を背中とベッドの間に挟んだ.
「葵、ありがと」
みぃの笑顔が見れただけで、俺は嬉しかった。
「いいえ。少しでいいから飲んでみようか」
そう言って、お白湯の入ったコップを手渡す。
「ゆっくりでいいからね」
今まで黙って見守ってくれていた司さんも声をかける。
ゆっくりコクンと一口飲んだみぃ。
「大丈夫そう?」
「…………うん、大丈夫みたい。良かった」
みぃ自身もホッとしている。
回診の時に司さんがやって来た。
「痛みがなくなってきたよ」
「そっか、良かったなー」
そう言って、チェックシートに目を通してから、診察を始める。
「診察するね。…………うん。音は悪くないよ。今回は喘息出なかったね。喉見るよー。腫れも引いてきたね。痛いのなくなったじゃない?」
「うん、喉が痛いのはなくなったよ」
「じゃぁ、少しずつ飲んだり食べたりしてみようか。お白湯は飲めそう?」
司さんの言葉にビクついたみぃだけど、いい返事が聞けた。
「………………うーん、やってみる」
まだ熱は高いものの、こうやって会話ができるのは良いことだった。
みぃの答えを聞いて、俺はお白湯とコップとタオルを用意した。
「みぃ、早速やってみよ。体少し起こすよ」
声をかけて、みぃの体を支えながら起こして、枕を背中とベッドの間に挟んだ.
「葵、ありがと」
みぃの笑顔が見れただけで、俺は嬉しかった。
「いいえ。少しでいいから飲んでみようか」
そう言って、お白湯の入ったコップを手渡す。
「ゆっくりでいいからね」
今まで黙って見守ってくれていた司さんも声をかける。
ゆっくりコクンと一口飲んだみぃ。
「大丈夫そう?」
「…………うん、大丈夫みたい。良かった」
みぃ自身もホッとしている。