俺たちの妹・3
「ハハハ。俺はまだまだだよ。研修医だし、まだまだ修行が必要」
葵は、ほっぺたをポリポリ掻きながら笑った。
あ……照れてる。
立場は変わっても、葵が変わる訳じゃないんだよね……
何だか安心しちゃった。
「眠れそうなら眠っていいよ」
その言葉を聞いて、すぐに眠ってしまった。
次に目を覚ますと、かな兄がいた。
「かな、にぃ……」
「みぃ、目が覚めた?少し体起こすね」
私の体をゆっくり起こしてくれたかな兄。
「気分悪くない?」
「うん、大丈夫。かな兄、ここに居ていいの?あっくんや彩さん大丈夫?」
「彩も新も俺がみぃの側にいて、みぃの様子を教えて欲しいってさ。二人ともみぃが元気になるの待ってるよ」
早く元気になりたいな……
「みぃの熱がちゃんと下がったら、新もお見舞いに行きたいって言ってるから、連れてくるよ」
「ほんと?あっくんに会えるなら頑張って治さなくちゃ」
「新も喜ぶよ」
そう言ったかな兄は、すっかりパパの顔つきだった。
葵は、ほっぺたをポリポリ掻きながら笑った。
あ……照れてる。
立場は変わっても、葵が変わる訳じゃないんだよね……
何だか安心しちゃった。
「眠れそうなら眠っていいよ」
その言葉を聞いて、すぐに眠ってしまった。
次に目を覚ますと、かな兄がいた。
「かな、にぃ……」
「みぃ、目が覚めた?少し体起こすね」
私の体をゆっくり起こしてくれたかな兄。
「気分悪くない?」
「うん、大丈夫。かな兄、ここに居ていいの?あっくんや彩さん大丈夫?」
「彩も新も俺がみぃの側にいて、みぃの様子を教えて欲しいってさ。二人ともみぃが元気になるの待ってるよ」
早く元気になりたいな……
「みぃの熱がちゃんと下がったら、新もお見舞いに行きたいって言ってるから、連れてくるよ」
「ほんと?あっくんに会えるなら頑張って治さなくちゃ」
「新も喜ぶよ」
そう言ったかな兄は、すっかりパパの顔つきだった。