俺たちの妹・3
桜が来てくれたお蔭で、沈んでた気持ちも少し浮上した。
桜の元気な姿は、周りも元気にしてくれる。
「また、元気になったら、ボランティア来てね。子ども達、みんなみぃのこと待ってるから」
「ほんと?頑張らなきゃ」
「ほんとほんと。『みぃちゃんいつ来るのー』ってすごい楽しみにしてるから」
ほんとだったら凄く嬉しい。
家族以外で待っててくれる人がいるって大事だな~。
「みぃ、疲れてない?疲れたら身体休めなきゃだよ」
「うん、少しだけだから大丈夫だよ」
桜は仕事を始めてからの方が、心配性になった気がする。
無理してるのがバレたら桜も怖いから、気を付けないとな……
「……私のことは気にせず、休んでね」
「……うん。少しだけ休むね……」
そういって目を閉じると、身体は疲れていたみたいで、すぐに睡魔に教われた。
私が眠った後……
『みぃ、調子どう?』
『あ、司』
『桜、来てくれてたんだ』
『うん、みぃのこと心配だったから』
『今回、高熱続いてるからな。みぃもしんどいと思う』
『だよね……でも大丈夫って言われるんだ』
『それはみんな一緒。桜だからそう言ってるんじゃないよ』
『そうなの?ならちょっと安心した』
『大丈夫って言われて寂しかった?』
『……うん。なんだか力になれてない気がして』
『大丈夫、大丈夫。桜はみぃに元気を与えてる存在だから。いつも通りの桜で大丈夫だよ』
『司……ありがと』
私の病室で、こんなやり取りがされていたなんて知らなかった。
桜の元気な姿は、周りも元気にしてくれる。
「また、元気になったら、ボランティア来てね。子ども達、みんなみぃのこと待ってるから」
「ほんと?頑張らなきゃ」
「ほんとほんと。『みぃちゃんいつ来るのー』ってすごい楽しみにしてるから」
ほんとだったら凄く嬉しい。
家族以外で待っててくれる人がいるって大事だな~。
「みぃ、疲れてない?疲れたら身体休めなきゃだよ」
「うん、少しだけだから大丈夫だよ」
桜は仕事を始めてからの方が、心配性になった気がする。
無理してるのがバレたら桜も怖いから、気を付けないとな……
「……私のことは気にせず、休んでね」
「……うん。少しだけ休むね……」
そういって目を閉じると、身体は疲れていたみたいで、すぐに睡魔に教われた。
私が眠った後……
『みぃ、調子どう?』
『あ、司』
『桜、来てくれてたんだ』
『うん、みぃのこと心配だったから』
『今回、高熱続いてるからな。みぃもしんどいと思う』
『だよね……でも大丈夫って言われるんだ』
『それはみんな一緒。桜だからそう言ってるんじゃないよ』
『そうなの?ならちょっと安心した』
『大丈夫って言われて寂しかった?』
『……うん。なんだか力になれてない気がして』
『大丈夫、大丈夫。桜はみぃに元気を与えてる存在だから。いつも通りの桜で大丈夫だよ』
『司……ありがと』
私の病室で、こんなやり取りがされていたなんて知らなかった。