俺たちの妹・3
大和side …
外来が終わって、時間に少しだけ余裕があったから、院内をブラブラしてたら、見知った顔の子が俺の前を横切った。
ん?みぃちゃん??
え?走ってる?
ちょっと待って待ってー。
思わず俺はみぃちゃを追いかけた。
みぃちゃんにすぐに追い付いて、腕を掴むと驚いた顔で振り返ったみぃちゃん。
「っっ‼ ま、まとくん……」
「みいちゃん、こんなところまで走ってどうしたの?って走っちゃダメじゃないの?」
「……ふぇ」
突然涙をポロポロ流し始めたみぃちゃん。
「ちょ……。どうしたの?みぃちゃんっ」
突然泣き出したみぃちゃんに俺の方が焦る。
「ヒック……葵と……グス……」
「ん?葵とどうしたの?」
「…………ヒック、喧嘩した」
「喧嘩?」
俺の言葉にコクンと頷いたみぃちゃん。
「病院で?」
「…………うん」
痴話喧嘩?
うーん、でもこの二人は病院でそんなこと、しないだろうし……
取り敢えず、診察室に連れていこうか。
この時間は誰もいないし。
そう思い、診察室へ向かった。
その頃にはみぃちゃんの涙も落ち着いていた。
「みぃちゃん。葵、呼ぶ?」
診察の椅子に座らせてから、話をする。
「やだ……」
「日向か司呼ぶ?」
「っ‼ だめ‼ 私帰る」
「わ、分かった分かった。司も日向も呼ばないよ」
ん?みぃちゃん??
え?走ってる?
ちょっと待って待ってー。
思わず俺はみぃちゃを追いかけた。
みぃちゃんにすぐに追い付いて、腕を掴むと驚いた顔で振り返ったみぃちゃん。
「っっ‼ ま、まとくん……」
「みいちゃん、こんなところまで走ってどうしたの?って走っちゃダメじゃないの?」
「……ふぇ」
突然涙をポロポロ流し始めたみぃちゃん。
「ちょ……。どうしたの?みぃちゃんっ」
突然泣き出したみぃちゃんに俺の方が焦る。
「ヒック……葵と……グス……」
「ん?葵とどうしたの?」
「…………ヒック、喧嘩した」
「喧嘩?」
俺の言葉にコクンと頷いたみぃちゃん。
「病院で?」
「…………うん」
痴話喧嘩?
うーん、でもこの二人は病院でそんなこと、しないだろうし……
取り敢えず、診察室に連れていこうか。
この時間は誰もいないし。
そう思い、診察室へ向かった。
その頃にはみぃちゃんの涙も落ち着いていた。
「みぃちゃん。葵、呼ぶ?」
診察の椅子に座らせてから、話をする。
「やだ……」
「日向か司呼ぶ?」
「っ‼ だめ‼ 私帰る」
「わ、分かった分かった。司も日向も呼ばないよ」