俺たちの妹・3
「みぃ、ゆっくりでいいからね」
かな兄が私に仕事を回す時にいつも言っている言葉。
だけど、私も役に立ててるのが嬉しいから頑張れるんだ。
「はぁい」
手渡された書類は今日1日掛かって終わりそうなくらいの量。
早速席について、準備を始める。
鞄から眼鏡を出してきて、パソコンに向かって取り掛かる。
この眼鏡はパソコン用の眼鏡で、月末に会社に行くようになる時にかな兄が買ってくれた。
『みぃの疲れを少しでも軽減出来たらいいな』
と苦笑しながら渡してくれたんだ。
実際、この眼鏡のお陰かずっとパソコンに向かってるけど、目の疲れはあまり感じない。
「毎月みぃの眼鏡姿見てるけど、ほんっとできる女性って感じだよな。実際ミスも少ないし出来る女性だけど」
みなくんはいつも私の眼鏡姿を誉めてくれる。
「ふふ、みなくんいつもお世辞ありがとう」
「お世辞じゃないんだけどなー」
ポリポリと頬っぺた掻いている姿は葵そっくり。
「あ、みなくんもその癖あるんだね。葵と同じだー」
「え?あー、これ?なんか無意識なんだよな……。兄弟の血って怖いな」
みなくんは頬っぺたを掻いていた指を見つめる。
かな兄が私に仕事を回す時にいつも言っている言葉。
だけど、私も役に立ててるのが嬉しいから頑張れるんだ。
「はぁい」
手渡された書類は今日1日掛かって終わりそうなくらいの量。
早速席について、準備を始める。
鞄から眼鏡を出してきて、パソコンに向かって取り掛かる。
この眼鏡はパソコン用の眼鏡で、月末に会社に行くようになる時にかな兄が買ってくれた。
『みぃの疲れを少しでも軽減出来たらいいな』
と苦笑しながら渡してくれたんだ。
実際、この眼鏡のお陰かずっとパソコンに向かってるけど、目の疲れはあまり感じない。
「毎月みぃの眼鏡姿見てるけど、ほんっとできる女性って感じだよな。実際ミスも少ないし出来る女性だけど」
みなくんはいつも私の眼鏡姿を誉めてくれる。
「ふふ、みなくんいつもお世辞ありがとう」
「お世辞じゃないんだけどなー」
ポリポリと頬っぺた掻いている姿は葵そっくり。
「あ、みなくんもその癖あるんだね。葵と同じだー」
「え?あー、これ?なんか無意識なんだよな……。兄弟の血って怖いな」
みなくんは頬っぺたを掻いていた指を見つめる。