俺たちの妹・3
そんな雑談を少ししてから、本格的に取り掛かる。
カタカタカタカタ…………
以前まではしていなかった事も出来るようになって、かな兄に回る仕事量が少し減ったみたいでほんと良かった。
毎月同じ量を一人でやるなんて、絶対大変だったはず。
それでも弱音を吐かないかな兄は、すごいなー
「みぃ、そろそろお昼にしようか。どのくらい終わった?」
かな兄が声を掛けてくれて、手を止める。
「あれ、もうそんな時間? んと……半分は終わったよ」
「半分終わったの?みぃ、早いな。ゆっくりで、いいのに……」
「無理してないから大丈夫。かな兄は心配しすぎだよー」
お昼は食堂で食べる事にしているかな兄。
だから、私も食堂で食べるんだけど、私には量が多くて、いつも減らしてもらってる。
食堂のおばさんには『みぃちゃん盛りを作らなきゃね』
と言われるくらい減らしてもらってる。
それでも食べきるのがやっとで、もう少し減らして欲しいなと思いつつ、かな兄の目が光ってるから、これ以上は出来ないかな……
「山口さん、こんにちは。今日のランチお願いします」
「あら、今日はみぃちゃんが出勤する日だったのね。みぃちゃん盛りにしておくわねー。しっかり食べてお昼からも頑張るのよ」
「はぁい」
山口さんは、食堂で働いているおばさん。
とっても元気で、私はいつも元気を分けてもらっている。
カタカタカタカタ…………
以前まではしていなかった事も出来るようになって、かな兄に回る仕事量が少し減ったみたいでほんと良かった。
毎月同じ量を一人でやるなんて、絶対大変だったはず。
それでも弱音を吐かないかな兄は、すごいなー
「みぃ、そろそろお昼にしようか。どのくらい終わった?」
かな兄が声を掛けてくれて、手を止める。
「あれ、もうそんな時間? んと……半分は終わったよ」
「半分終わったの?みぃ、早いな。ゆっくりで、いいのに……」
「無理してないから大丈夫。かな兄は心配しすぎだよー」
お昼は食堂で食べる事にしているかな兄。
だから、私も食堂で食べるんだけど、私には量が多くて、いつも減らしてもらってる。
食堂のおばさんには『みぃちゃん盛りを作らなきゃね』
と言われるくらい減らしてもらってる。
それでも食べきるのがやっとで、もう少し減らして欲しいなと思いつつ、かな兄の目が光ってるから、これ以上は出来ないかな……
「山口さん、こんにちは。今日のランチお願いします」
「あら、今日はみぃちゃんが出勤する日だったのね。みぃちゃん盛りにしておくわねー。しっかり食べてお昼からも頑張るのよ」
「はぁい」
山口さんは、食堂で働いているおばさん。
とっても元気で、私はいつも元気を分けてもらっている。