俺たちの妹・3
司さんの言葉に目を潤ませて、頷いた美晴。
基本的には素直なんだけどな~
いつもどこかで無理をしてしまうみたいだ。
「みぃ、準備出来たから腕まくってね」
司さんの言葉に素直に反応する美晴。
「じゃぁ、いくよ」
司さんは素早く点滴をしてくれた。
「暫くかかるから眠ってていいよ」
司さんの言葉を聞いて、ゆっくり目を閉じた美晴。
俺と司さんはそっと診察室を出た。
「これで少し落ちつくといいんだけど……」
「家では無理しないように見ておきます」
「日向、頼んだよ。解熱剤出しておくから、様子見て飲ませて」
「わかりました」
「また何かあったらいつでもいいから連絡入れて」
「ありがとうございます」
俺は残ってる仕事を終わらせるために、一度医局へ戻り、点滴が終わる頃に顔を出すと、まだ美晴は眠っていた。
「ほんと、自分の体大事にしてほしいな……」
思わず溢れた本音。
美晴には辛い思いをして欲しくないってのが本音だからなー。
そっと頭に手を当てて、早く治るように恒例のおまじない。
寝ている美晴を抱き上げて車に乗り込む。
目を覚ますかと思ったけど、覚まさなくて……
体は疲れていたんだなと実感する。
美晴を部屋に運び、ベッドに寝かせる。
すぐに良くなるといいんだけどな……
基本的には素直なんだけどな~
いつもどこかで無理をしてしまうみたいだ。
「みぃ、準備出来たから腕まくってね」
司さんの言葉に素直に反応する美晴。
「じゃぁ、いくよ」
司さんは素早く点滴をしてくれた。
「暫くかかるから眠ってていいよ」
司さんの言葉を聞いて、ゆっくり目を閉じた美晴。
俺と司さんはそっと診察室を出た。
「これで少し落ちつくといいんだけど……」
「家では無理しないように見ておきます」
「日向、頼んだよ。解熱剤出しておくから、様子見て飲ませて」
「わかりました」
「また何かあったらいつでもいいから連絡入れて」
「ありがとうございます」
俺は残ってる仕事を終わらせるために、一度医局へ戻り、点滴が終わる頃に顔を出すと、まだ美晴は眠っていた。
「ほんと、自分の体大事にしてほしいな……」
思わず溢れた本音。
美晴には辛い思いをして欲しくないってのが本音だからなー。
そっと頭に手を当てて、早く治るように恒例のおまじない。
寝ている美晴を抱き上げて車に乗り込む。
目を覚ますかと思ったけど、覚まさなくて……
体は疲れていたんだなと実感する。
美晴を部屋に運び、ベッドに寝かせる。
すぐに良くなるといいんだけどな……