俺たちの妹・3
車を降りて、歩いていくと辺り一面綺麗な紅葉で溢れていた。
「うわぁ……絶景」
「ほんと凄いな」
「こんな素敵な場所、ひなくんと来れて良かった。ありがとう」
「俺も由奈と来れて嬉しいよ。色々見て回ろうか」
そう言ってさりげなく手を引いてくれたひなくん。
こんな何気ない瞬間が好きだなー。
思わず繋いだ手を見つめた。
それから二人で歩き回り、様々な紅葉を見て写真を撮ったりもした。
「綺麗だったね。久しぶりに自然に触れ合ってのんびり過ごせてほんと楽しかった」
「病院はずっと室内だもんな。また来ようよ」
“また”があるのが嬉しい。
「うん‼また行きたいな」
私の答えを聞いたひなくんは、チラッと回りを見渡してから……
「チュッ」
素早く私の唇を奪った。
「もう、ここ外だってば~」
「へへ。誰も見てないか確認したから平気だろ?」
自分の顔が赤くなるのがわかった。
「そうじゃないって~」
でも、嫌じゃないって思ってる自分もいる。
「うわぁ……絶景」
「ほんと凄いな」
「こんな素敵な場所、ひなくんと来れて良かった。ありがとう」
「俺も由奈と来れて嬉しいよ。色々見て回ろうか」
そう言ってさりげなく手を引いてくれたひなくん。
こんな何気ない瞬間が好きだなー。
思わず繋いだ手を見つめた。
それから二人で歩き回り、様々な紅葉を見て写真を撮ったりもした。
「綺麗だったね。久しぶりに自然に触れ合ってのんびり過ごせてほんと楽しかった」
「病院はずっと室内だもんな。また来ようよ」
“また”があるのが嬉しい。
「うん‼また行きたいな」
私の答えを聞いたひなくんは、チラッと回りを見渡してから……
「チュッ」
素早く私の唇を奪った。
「もう、ここ外だってば~」
「へへ。誰も見てないか確認したから平気だろ?」
自分の顔が赤くなるのがわかった。
「そうじゃないって~」
でも、嫌じゃないって思ってる自分もいる。