俺たちの妹・3
「とりあえず、計って」
体温計を手渡す。
素直に受けとる司は、反省してくれてるのかな……
ピピ、ピピ、ピピ
表示されてる数字は38.5
「司、ちょっと無理じゃなくて大分無理でしょ?体辛い時は無理しちゃダメだよ」
司は体温計の表示を見て苦笑した。
「そうだな……今日は大人しく休むよ。桜は仕事だろ?俺は寝ておくし行っていいから」
司を一人にしておくのは心配だけど、私も仕事を休めないし……
とりあえず、看病セットだけ寝室に用意しておこう。
「何か食べれそう?食べれるなら食べてから市販薬飲んでおいてね。それと水分も取るようにね。寒気する?熱い?」
「桜、ありがと。ちょっとまだ寒いかな……」
「じゃぁ、毛布用意しておくね。早く帰るようにするからら、絶対無理はダメだよ?」
「…………わかった」
司の少し間のあいた返事は、あまり信用できなかったりする。
「私時間だからそろそろ行くね」
司はベッドから動かずだったけど、
「いってらっしゃい、頑張って」
いつもの挨拶をしてくれた。
体温計を手渡す。
素直に受けとる司は、反省してくれてるのかな……
ピピ、ピピ、ピピ
表示されてる数字は38.5
「司、ちょっと無理じゃなくて大分無理でしょ?体辛い時は無理しちゃダメだよ」
司は体温計の表示を見て苦笑した。
「そうだな……今日は大人しく休むよ。桜は仕事だろ?俺は寝ておくし行っていいから」
司を一人にしておくのは心配だけど、私も仕事を休めないし……
とりあえず、看病セットだけ寝室に用意しておこう。
「何か食べれそう?食べれるなら食べてから市販薬飲んでおいてね。それと水分も取るようにね。寒気する?熱い?」
「桜、ありがと。ちょっとまだ寒いかな……」
「じゃぁ、毛布用意しておくね。早く帰るようにするからら、絶対無理はダメだよ?」
「…………わかった」
司の少し間のあいた返事は、あまり信用できなかったりする。
「私時間だからそろそろ行くね」
司はベッドから動かずだったけど、
「いってらっしゃい、頑張って」
いつもの挨拶をしてくれた。