俺たちの妹・3
他の病室にも行き、検温終了。
澤井先生に舞ちゃんの事を伝えないと……
澤井先生は、かな兄の少し上の先輩で、とても穏やかで優しい先生。
今は葵の指導医だったりする。
医局へ向かいノックする。
コンコンコン……
「失礼します。澤井先生いらっしゃいますか?」
「あぁ、桜ちゃんどうした?」
澤井先生がすぐに来てくれた。
「舞ちゃんなんですけど、朝からしんどいみたいで、発熱もあります。ただ、今日は外出する予定だったんですが……」
「あぁー……発熱しちゃったか…… 熱高い?」
「37.3度でした」
「んー、後で診察するけど、外出は昼からだしお家で過ごすらしいから、少し様子見ようかな。舞ちゃん外出楽しみにしてたもんね」
澤井先生は子どもの気持ちに寄り添ってくれる先生だ。
体調があまりにも悪くて悪化するのが目に見えてるときは駄目だと言うけれど、長期で入院している子の外出は出来る限りさせてあげたいと思ってくれる先生でもある。
舞ちゃんも久しぶりの外出だから、楽しみにしていたのを、分かってくれている。
「それではよろしくお願いします」
「了解」
「また診察の時に呼びにきますね」
「よろしくねー」
澤井先生に舞ちゃんの事を伝えないと……
澤井先生は、かな兄の少し上の先輩で、とても穏やかで優しい先生。
今は葵の指導医だったりする。
医局へ向かいノックする。
コンコンコン……
「失礼します。澤井先生いらっしゃいますか?」
「あぁ、桜ちゃんどうした?」
澤井先生がすぐに来てくれた。
「舞ちゃんなんですけど、朝からしんどいみたいで、発熱もあります。ただ、今日は外出する予定だったんですが……」
「あぁー……発熱しちゃったか…… 熱高い?」
「37.3度でした」
「んー、後で診察するけど、外出は昼からだしお家で過ごすらしいから、少し様子見ようかな。舞ちゃん外出楽しみにしてたもんね」
澤井先生は子どもの気持ちに寄り添ってくれる先生だ。
体調があまりにも悪くて悪化するのが目に見えてるときは駄目だと言うけれど、長期で入院している子の外出は出来る限りさせてあげたいと思ってくれる先生でもある。
舞ちゃんも久しぶりの外出だから、楽しみにしていたのを、分かってくれている。
「それではよろしくお願いします」
「了解」
「また診察の時に呼びにきますね」
「よろしくねー」