俺たちの妹・3
二人のやり取りを見ながら、つーくんには何か食べてほしい。
待ってる間に作ったお粥を温める。
「つーくん……食べれそう?」
そっとお椀を差し出すと、嬉しそうに受け取ってくれた。
「みぃ、ありがとう。食べるよ」
「良かった。無理ない程度にね」
つーくんはあっという間に食べ終えた。
「診察してないので、市販薬ですけど飲んでくださいね。熱が下がらないようでしたら、点滴しに病院行きましょう」
「分かった。そうならないためにも早く寝るよ」
そう言ったつーくんは、薬を飲んで寝室へ向かった。
「あ、葵。時間になったら仕事遅刻しないように行けよ」
ベッドに腰かけてからつーくんは葵に声をかけた。
「わかってます。桜が帰ってくるまではみぃに居てもらうので、無理はしないで下さいね」
「……分かった。みぃの監視付きなのね。ほんと無理出来ないな」
苦笑するつーくん。
「私も役にたてるの?嬉しいな」
「へへ。みぃに、負担かけるわけにいかないから大人しくしておくよ」
つーくん、しんどいはずなのに、そんないたずらっ子みたいな顔ができるなんて、ほんと凄い。
思わずポケッと、してしまった。
「司さん、みぃがついていけてないですよ」
「ほんとだ。みぃ、さっきの言葉は気にしなくていいからね」
いつもの、口調に戻ったつーくんを見て、まだまだ知らないつーくんがいるんだなーと実感した。
待ってる間に作ったお粥を温める。
「つーくん……食べれそう?」
そっとお椀を差し出すと、嬉しそうに受け取ってくれた。
「みぃ、ありがとう。食べるよ」
「良かった。無理ない程度にね」
つーくんはあっという間に食べ終えた。
「診察してないので、市販薬ですけど飲んでくださいね。熱が下がらないようでしたら、点滴しに病院行きましょう」
「分かった。そうならないためにも早く寝るよ」
そう言ったつーくんは、薬を飲んで寝室へ向かった。
「あ、葵。時間になったら仕事遅刻しないように行けよ」
ベッドに腰かけてからつーくんは葵に声をかけた。
「わかってます。桜が帰ってくるまではみぃに居てもらうので、無理はしないで下さいね」
「……分かった。みぃの監視付きなのね。ほんと無理出来ないな」
苦笑するつーくん。
「私も役にたてるの?嬉しいな」
「へへ。みぃに、負担かけるわけにいかないから大人しくしておくよ」
つーくん、しんどいはずなのに、そんないたずらっ子みたいな顔ができるなんて、ほんと凄い。
思わずポケッと、してしまった。
「司さん、みぃがついていけてないですよ」
「ほんとだ。みぃ、さっきの言葉は気にしなくていいからね」
いつもの、口調に戻ったつーくんを見て、まだまだ知らないつーくんがいるんだなーと実感した。