俺たちの妹・3
「俺、そろそろ行くのでほんと無茶だけはしないで下さいね」
つーくんに念押ししてる葵。
「ん、大丈夫。またちょっと寝るから……葵、ありがとな」
やっぱり辛そうなつーくん。
無理してたんだ……
「みぃ、無理しない程度でいいから、司さん見ててね」
「分かった」
「マスク忘れないで」
「はぁい」
私の返事を聞いて、葵は仕事へ向かった。
寝室のドアからそっと覗くと、つーくんは既に寝ていた。
朝より下がったって言ってたけどまだまだ辛そうだった。
今の私に出来ることは、したいな……
そう思い、水枕を作った。
枕を変えるときに触れたつーくんの頭は熱かった。
やっぱり熱は高いんだ……
ママがいつもしてくれるおまじない……
おでこにそっと手を当てて、
『早くよくなりますように……』
いつもの元気なつーくんが見たいな……
そっと寝室を出る。
桜も帰ってきてから看病するだろうし、力になれることをしておこう。
そう思って、夕飯の準備に取りかかる。
つー君も食べやすいように、あっさり和食で……
何品か作っておいた。
また後で桜と一緒に食べてくれたらいいな……
作り終えたら少し休憩。
長時間家事をすることを皆から許されてなくて、少ししては、休憩、それからまた再開する、みたいなやり方でしか許可が降りてない。
仕方がないことなんだけど……
この体と上手く付き合うにはこれしかないみたい。
そんなことを考えながらいつの間にかうとうと眠ってしてしまっていた。
つーくんに念押ししてる葵。
「ん、大丈夫。またちょっと寝るから……葵、ありがとな」
やっぱり辛そうなつーくん。
無理してたんだ……
「みぃ、無理しない程度でいいから、司さん見ててね」
「分かった」
「マスク忘れないで」
「はぁい」
私の返事を聞いて、葵は仕事へ向かった。
寝室のドアからそっと覗くと、つーくんは既に寝ていた。
朝より下がったって言ってたけどまだまだ辛そうだった。
今の私に出来ることは、したいな……
そう思い、水枕を作った。
枕を変えるときに触れたつーくんの頭は熱かった。
やっぱり熱は高いんだ……
ママがいつもしてくれるおまじない……
おでこにそっと手を当てて、
『早くよくなりますように……』
いつもの元気なつーくんが見たいな……
そっと寝室を出る。
桜も帰ってきてから看病するだろうし、力になれることをしておこう。
そう思って、夕飯の準備に取りかかる。
つー君も食べやすいように、あっさり和食で……
何品か作っておいた。
また後で桜と一緒に食べてくれたらいいな……
作り終えたら少し休憩。
長時間家事をすることを皆から許されてなくて、少ししては、休憩、それからまた再開する、みたいなやり方でしか許可が降りてない。
仕方がないことなんだけど……
この体と上手く付き合うにはこれしかないみたい。
そんなことを考えながらいつの間にかうとうと眠ってしてしまっていた。