俺たちの妹・3
目開けると、やっぱり悪寒と怠さが襲ってきた。
でも、ここ家じゃない……
腕に違和感を感じて視線をやると点滴がされている。
酸素マスクもついてる。
『……迷惑、かけちゃった……』
暫くすると誰かが入ってきた。
「みぃ、熱下がんないなー。目も覚まして欲しいんだけど……」
「……つ、くん」
「みぃっっ‼ 良かった目が覚めたんだね。どこが辛い?」
「……ど、して?」
どうして病院にいるのか記憶がなくて、つーくんに聞く。
「葵が連れてきてくれたんだよ。いつも仕事中には連絡来ないのに来てるから不安だって、家に見に行ったみたいで、そこでぐったりするみぃを見つけて連れてきてくれたんだよ。まだ半日しか経ってないけど、いつから辛かったのかな?」
葵、来てくれたんだ……
その事がなんだか嬉しくて、つーくんの話も半分くらいしか聞けてなかった。
「みぃ?」
「あ……ごめ、なさい」
「謝らなくていいよ。どこがいつから辛いのか教えて?」
「朝からなの。起きたら、はぁ、怠くて寒くて……目眩、あって、はぁ、動け、なくて……」
「動けなくて不安だっただろ?俺はみぃの主治医だから、不安なときは連絡くれていいんだよ?」
「……うん……でも、はぁ、忙し、から……」
「それでもいいんだよ。みぃは忙しい事を気にしちゃダメだ。俺の患者さんなんだから、体調優先」
でも、ここ家じゃない……
腕に違和感を感じて視線をやると点滴がされている。
酸素マスクもついてる。
『……迷惑、かけちゃった……』
暫くすると誰かが入ってきた。
「みぃ、熱下がんないなー。目も覚まして欲しいんだけど……」
「……つ、くん」
「みぃっっ‼ 良かった目が覚めたんだね。どこが辛い?」
「……ど、して?」
どうして病院にいるのか記憶がなくて、つーくんに聞く。
「葵が連れてきてくれたんだよ。いつも仕事中には連絡来ないのに来てるから不安だって、家に見に行ったみたいで、そこでぐったりするみぃを見つけて連れてきてくれたんだよ。まだ半日しか経ってないけど、いつから辛かったのかな?」
葵、来てくれたんだ……
その事がなんだか嬉しくて、つーくんの話も半分くらいしか聞けてなかった。
「みぃ?」
「あ……ごめ、なさい」
「謝らなくていいよ。どこがいつから辛いのか教えて?」
「朝からなの。起きたら、はぁ、怠くて寒くて……目眩、あって、はぁ、動け、なくて……」
「動けなくて不安だっただろ?俺はみぃの主治医だから、不安なときは連絡くれていいんだよ?」
「……うん……でも、はぁ、忙し、から……」
「それでもいいんだよ。みぃは忙しい事を気にしちゃダメだ。俺の患者さんなんだから、体調優先」