俺たちの妹・3
「う、ん」
「体温、計れてた?」
「38.3度だった」
「頑張ったな」
つーくんが褒めてくれて、嬉しかった。
「でも熱、上がってるから頑張って下げようね」
やっぱり上がってるんだ……
「はぁい。つーくん、葵は?」
「今は夜中だからね。朝には来るよ」
「そっか。心配、かけて、ごめんね」
きっと、私が目を覚まさないから泊まり込んでくれたんだと思う……
どうして私は弱いんだろう……
そう思うと自然に涙が溢れてきた。
「泣かない、泣かない。苦しくなるよ。」
私の頭をポンポンしながら、落ち着かせてくれるつーくん。
「眠れそうなら一度眠ろうか。目眩抑える点滴追加しておくよ。次目が覚めたら葵に会えるからね」
つーくんの優しい言葉にスーっと意識が遠退いた。
「体温、計れてた?」
「38.3度だった」
「頑張ったな」
つーくんが褒めてくれて、嬉しかった。
「でも熱、上がってるから頑張って下げようね」
やっぱり上がってるんだ……
「はぁい。つーくん、葵は?」
「今は夜中だからね。朝には来るよ」
「そっか。心配、かけて、ごめんね」
きっと、私が目を覚まさないから泊まり込んでくれたんだと思う……
どうして私は弱いんだろう……
そう思うと自然に涙が溢れてきた。
「泣かない、泣かない。苦しくなるよ。」
私の頭をポンポンしながら、落ち着かせてくれるつーくん。
「眠れそうなら一度眠ろうか。目眩抑える点滴追加しておくよ。次目が覚めたら葵に会えるからね」
つーくんの優しい言葉にスーっと意識が遠退いた。