俺たちの妹・3
葵side ……
ここ最近、仕事が激務で、みぃに寂しい思いをさせてると思う。
病院全体がバタバタとする季節なんだろうけど、俺も例外に漏れず忙しい。
研修医の俺が忙しいと思うんだから、司さんやひな兄はもっと思ってるだろうな……
ここ最近、みぃとは夜に顔を合わせる程度で、しっかり話せていないのが、少し気がかりだ。
無理してないといいんだけど……
そんなことを考えながら午前中の仕事を終えて、休憩する
ために医局へ戻る。
いつもはあまり見ない携帯に何気なく視線を移すと、
「あれ?」
珍しくみぃからの着信履歴。
みぃは、仕事中だと分かってるときは連絡は滅多にしてこない……
そう思った瞬間、俺の心臓が一気に早く打ち出した。
みぃに、何かあった?
ガタッ
思わず立ち上がってしまった。
「葵、どうした?」
指導医の澤井先生が声をかけてくれた。
「あ……いやすみません」
何も分かってないのに焦ったって仕方ない。
とりあえず落ちつかないと。
「何かあった?」
俺の異変を察知した澤井先生が近づいてきてくれた。
「いつも仕事中には連絡してこないのに連絡が来てたので驚いてしまって……」
「何、彼女?」
「あー、そうなんですけど、彼女、体があまり強くないんです。だけどあんまり頼ろうとしないから心配で」
病院全体がバタバタとする季節なんだろうけど、俺も例外に漏れず忙しい。
研修医の俺が忙しいと思うんだから、司さんやひな兄はもっと思ってるだろうな……
ここ最近、みぃとは夜に顔を合わせる程度で、しっかり話せていないのが、少し気がかりだ。
無理してないといいんだけど……
そんなことを考えながら午前中の仕事を終えて、休憩する
ために医局へ戻る。
いつもはあまり見ない携帯に何気なく視線を移すと、
「あれ?」
珍しくみぃからの着信履歴。
みぃは、仕事中だと分かってるときは連絡は滅多にしてこない……
そう思った瞬間、俺の心臓が一気に早く打ち出した。
みぃに、何かあった?
ガタッ
思わず立ち上がってしまった。
「葵、どうした?」
指導医の澤井先生が声をかけてくれた。
「あ……いやすみません」
何も分かってないのに焦ったって仕方ない。
とりあえず落ちつかないと。
「何かあった?」
俺の異変を察知した澤井先生が近づいてきてくれた。
「いつも仕事中には連絡してこないのに連絡が来てたので驚いてしまって……」
「何、彼女?」
「あー、そうなんですけど、彼女、体があまり強くないんです。だけどあんまり頼ろうとしないから心配で」