俺たちの妹・3
司さんにみぃの状態を連絡しながら、病院へ向かう。
「葵、こっちこっち」
司さんと樹さんが救急外来の前で待っていてくれたので、俺はみぃを抱き上げて向かった。
「意識は?」
「マンションに戻って見つけてからありません。熱も高いです」
「わかった。とりあえず車、駐車しておいで。それから戻ってきたらいいから」
「分かりました」
俺は樹さんに促されて車を駐車場に停めに行った。
少し気持ちが落ち着く。
樹さん、きっと落ち着かせるために一旦離してくれたんだろうな……
そのお陰か冷静になっていく自分が分かった。
救急外来へ急いで向かう。
「先生、40度越えてます」
「解熱剤の点滴入れて‼ あと、アイスノン用意して。冷やさないと熱下がらないから」
「樹さん、戻りました」
「葵、落ち着いたな」
「はい、ありがとうございました」
やっぱり樹さんの配慮だった。
「みぃちゃん見つけたとき何度だった?」
「39.8度です」
「分かった。前兆とかあった?」
「ここ最近、朝と夜に会うだけの日が続いてたので、把握出来てないです」
「了解。司の検診には行ってたよな?」
一緒に暮らし始めてから、みぃが検診を行かなかった場合、俺に連絡が来ることになっていて、その連絡がなかったから、検診は受けているはずだ。
「葵、こっちこっち」
司さんと樹さんが救急外来の前で待っていてくれたので、俺はみぃを抱き上げて向かった。
「意識は?」
「マンションに戻って見つけてからありません。熱も高いです」
「わかった。とりあえず車、駐車しておいで。それから戻ってきたらいいから」
「分かりました」
俺は樹さんに促されて車を駐車場に停めに行った。
少し気持ちが落ち着く。
樹さん、きっと落ち着かせるために一旦離してくれたんだろうな……
そのお陰か冷静になっていく自分が分かった。
救急外来へ急いで向かう。
「先生、40度越えてます」
「解熱剤の点滴入れて‼ あと、アイスノン用意して。冷やさないと熱下がらないから」
「樹さん、戻りました」
「葵、落ち着いたな」
「はい、ありがとうございました」
やっぱり樹さんの配慮だった。
「みぃちゃん見つけたとき何度だった?」
「39.8度です」
「分かった。前兆とかあった?」
「ここ最近、朝と夜に会うだけの日が続いてたので、把握出来てないです」
「了解。司の検診には行ってたよな?」
一緒に暮らし始めてから、みぃが検診を行かなかった場合、俺に連絡が来ることになっていて、その連絡がなかったから、検診は受けているはずだ。