俺たちの妹・3
「やっぱりか……」
くっきりと陽性反応が出てるのはインフルエンザ。
「まぁ、この季節だしな。今まで無事だったのが凄いよ」
樹さんは納得している。
「とりあえず、インフルの薬で楽にしてあげよう」
「樹……みぃのインフルは手強いぞ」
「え?」
「普通の人と同じ治療じゃなかなか回復しないってこと。
俺も毎回手こずってる」
「司でも手こずるなら、手強いな」
「熱が落ち着くまでは入院の方が安心かな。みぃの場合、合併症とか引き起こすから、油断はできないよ」
「そっか……じゃぁ、心してかからないとね」
そう言ってくれた樹さんは心強い存在だ。
「葵、俺と司で診ておくから、仕事戻っていいよ。何かあれば連絡入れる。入院は、多分いつもの部屋かな。仕事終わったらそばに居てあげて」
俺、仕事の途中だった。
樹さんに言われるまで忘れてた。
「そうします。樹さん、司さん、よろしくお願いします」
「了解。葵も頑張れよ」
「葵、連れてきてくれてありがとう」
樹さん、司さんからの言葉をもらって、俺はその場を後にした。
小児科病棟に戻ると、澤井先生に出会った。
「葵、みぃちゃんどうだった?」
「高熱で、グッタリしてました。行かせて下さってありがとうございました。検査の結果、インフルでした。今は、樹さんと司さんが診てくださってます」
「そっかー。早く良くなるといいな」
ほんと早く楽にしてあげたい。
くっきりと陽性反応が出てるのはインフルエンザ。
「まぁ、この季節だしな。今まで無事だったのが凄いよ」
樹さんは納得している。
「とりあえず、インフルの薬で楽にしてあげよう」
「樹……みぃのインフルは手強いぞ」
「え?」
「普通の人と同じ治療じゃなかなか回復しないってこと。
俺も毎回手こずってる」
「司でも手こずるなら、手強いな」
「熱が落ち着くまでは入院の方が安心かな。みぃの場合、合併症とか引き起こすから、油断はできないよ」
「そっか……じゃぁ、心してかからないとね」
そう言ってくれた樹さんは心強い存在だ。
「葵、俺と司で診ておくから、仕事戻っていいよ。何かあれば連絡入れる。入院は、多分いつもの部屋かな。仕事終わったらそばに居てあげて」
俺、仕事の途中だった。
樹さんに言われるまで忘れてた。
「そうします。樹さん、司さん、よろしくお願いします」
「了解。葵も頑張れよ」
「葵、連れてきてくれてありがとう」
樹さん、司さんからの言葉をもらって、俺はその場を後にした。
小児科病棟に戻ると、澤井先生に出会った。
「葵、みぃちゃんどうだった?」
「高熱で、グッタリしてました。行かせて下さってありがとうございました。検査の結果、インフルでした。今は、樹さんと司さんが診てくださってます」
「そっかー。早く良くなるといいな」
ほんと早く楽にしてあげたい。