俺たちの妹・3
「司さん、急いでもらうように手配しました」
そう言いながら戻ってきたのは葵。
「ありがと。レントゲン撮る了承得たから、今から撮りに行くよ。葵が運ぶだろ?」
「勿論です」
そう言ってひょいと私を持ち上げた葵。
私の体に付いてる点滴や管はつーくんが持ってくれている。
「……みぃ、今回のインフルエンザで少し軽くなっちゃったかも」
「…………たべ、れてない、もんね……」
体調崩してまた体重へっちゃた。
そう思うと悲しくなって、葵の胸に顔を押し付けた。
「また一緒に戻そうな」
葵は何も言わずに励ましてくれた。
小さく頷くと、涙が溢れた。
「グス……ケホケホ、ケホケホ」
「泣かない泣かない。大丈夫だから」
つーくんも頭をポンポンと撫でてくれる。
「さ、みぃも、辛い中頑張ってるし、さっさと終わらせような」
レントゲン室へ着くと、葵は近くの椅子に座らせてくれた。
「準備できたから撮るよ」
葵とつーくんは二人がかりで、レントゲンを撮ってくれた。
レントゲンはすぐに終わり、またさっきの病室へ戻る。
「みぃ、体怠いのに頑張ったね。後はゆっくりしてていいからね」
つーくんはそう言葉を残して、出ていった。
「みぃ、少し休もう。移動して疲れたでしょ?」
葵の優しい言葉にベッドに体を預けたまま目を閉じる。
葵は手を握ってくれていて、その手に安心したからか、体力が尽きたからなのか……
私はいつの間にか眠ってしまっていた。
そう言いながら戻ってきたのは葵。
「ありがと。レントゲン撮る了承得たから、今から撮りに行くよ。葵が運ぶだろ?」
「勿論です」
そう言ってひょいと私を持ち上げた葵。
私の体に付いてる点滴や管はつーくんが持ってくれている。
「……みぃ、今回のインフルエンザで少し軽くなっちゃったかも」
「…………たべ、れてない、もんね……」
体調崩してまた体重へっちゃた。
そう思うと悲しくなって、葵の胸に顔を押し付けた。
「また一緒に戻そうな」
葵は何も言わずに励ましてくれた。
小さく頷くと、涙が溢れた。
「グス……ケホケホ、ケホケホ」
「泣かない泣かない。大丈夫だから」
つーくんも頭をポンポンと撫でてくれる。
「さ、みぃも、辛い中頑張ってるし、さっさと終わらせような」
レントゲン室へ着くと、葵は近くの椅子に座らせてくれた。
「準備できたから撮るよ」
葵とつーくんは二人がかりで、レントゲンを撮ってくれた。
レントゲンはすぐに終わり、またさっきの病室へ戻る。
「みぃ、体怠いのに頑張ったね。後はゆっくりしてていいからね」
つーくんはそう言葉を残して、出ていった。
「みぃ、少し休もう。移動して疲れたでしょ?」
葵の優しい言葉にベッドに体を預けたまま目を閉じる。
葵は手を握ってくれていて、その手に安心したからか、体力が尽きたからなのか……
私はいつの間にか眠ってしまっていた。