俺たちの妹・3
みぃの体調に変化があったのは、この日の夜だった……
❲葵っ‼ みぃちゃん体温39度越えてきたっ‼❳
樹さんから連絡をもらって急いでみぃの元へ行くと、顔を真っ赤にして、ガタガタ震えてるみぃがいた。
ひな兄も司さんも駆けつけている。
「美晴、大丈夫だからな。どこが辛い?」
「…………っケホケホ…………」
ひな兄の問いかけに答えようとするけど、体の震えからか答えられない。
「みぃ、インフルエンザは落ち着いたんだけど、肺炎になってるんだ。辛いと思うけど熱高いから解熱剤入れるよ。下げないとみぃも辛いだろう?」
そう言いながら司さんは解熱剤を追加した。
「はぁ……はぁ……ゲホゲホ……」
先日まで落ち着いていた発熱が復活してしまい、みぃは再びアイスノンで全身を冷やされることになった。
俺たちが懸念していた事より更に上を行く状態に、正直焦った。
「みぃ……」
俺はみぃの手を握り、時間の許す限りみぃの傍にいる。
みぃの辛さ、俺が変わってやれたらいいのに……と思ってしまう。
早くなんとかしてやりたいんだけど、抗生物質や解熱剤の点滴が効いてくるのを待つしかない。
❲葵っ‼ みぃちゃん体温39度越えてきたっ‼❳
樹さんから連絡をもらって急いでみぃの元へ行くと、顔を真っ赤にして、ガタガタ震えてるみぃがいた。
ひな兄も司さんも駆けつけている。
「美晴、大丈夫だからな。どこが辛い?」
「…………っケホケホ…………」
ひな兄の問いかけに答えようとするけど、体の震えからか答えられない。
「みぃ、インフルエンザは落ち着いたんだけど、肺炎になってるんだ。辛いと思うけど熱高いから解熱剤入れるよ。下げないとみぃも辛いだろう?」
そう言いながら司さんは解熱剤を追加した。
「はぁ……はぁ……ゲホゲホ……」
先日まで落ち着いていた発熱が復活してしまい、みぃは再びアイスノンで全身を冷やされることになった。
俺たちが懸念していた事より更に上を行く状態に、正直焦った。
「みぃ……」
俺はみぃの手を握り、時間の許す限りみぃの傍にいる。
みぃの辛さ、俺が変わってやれたらいいのに……と思ってしまう。
早くなんとかしてやりたいんだけど、抗生物質や解熱剤の点滴が効いてくるのを待つしかない。