俺たちの妹・3
小児科の医局に戻ると澤井先生と目があった。
「葵、お帰り。みぃちゃん入院してるんだろ?大丈夫か?」
「ただいま戻りました。インフルエンザから肺炎を併発しちゃって、高熱続いているので、見ているこっちも辛いですね」
「そっか……みぃちゃんインフルエンザに掛かると長いもんな……彼方が昔から心配してたよ。今も変わらないんだな……」
「彼方先生も日向先生も昔から心配性なのは変わらないですね」
「確かに心配性になるのはわかるなー。みぃちゃん守ってあげたくなる雰囲気あるから、余計だろうな」
「みぃは心配掛けないように必死ですけどね」
話ながら思わず苦笑してしまう。
みぃの思いとは裏腹に体調が優れないことが多いから、周りは心配するし、本人は負い目を感じちゃうんだ……
「ま、葵は心配ばかりじゃなく、頼れる存在、甘えられる存在になれるように頑張れよ‼」
そう言いながら俺の肩をポンと叩いてドアへ向かう澤井先生。
「っ‼ はいっ‼」
「はは、その勢いと元気があれば大丈夫だ。午後からもよろしくなー」
澤井先生のいつもと変わらない振る舞いに元気をもらう。
さぁ、俺も仕事頑張ろうっ‼
「葵、お帰り。みぃちゃん入院してるんだろ?大丈夫か?」
「ただいま戻りました。インフルエンザから肺炎を併発しちゃって、高熱続いているので、見ているこっちも辛いですね」
「そっか……みぃちゃんインフルエンザに掛かると長いもんな……彼方が昔から心配してたよ。今も変わらないんだな……」
「彼方先生も日向先生も昔から心配性なのは変わらないですね」
「確かに心配性になるのはわかるなー。みぃちゃん守ってあげたくなる雰囲気あるから、余計だろうな」
「みぃは心配掛けないように必死ですけどね」
話ながら思わず苦笑してしまう。
みぃの思いとは裏腹に体調が優れないことが多いから、周りは心配するし、本人は負い目を感じちゃうんだ……
「ま、葵は心配ばかりじゃなく、頼れる存在、甘えられる存在になれるように頑張れよ‼」
そう言いながら俺の肩をポンと叩いてドアへ向かう澤井先生。
「っ‼ はいっ‼」
「はは、その勢いと元気があれば大丈夫だ。午後からもよろしくなー」
澤井先生のいつもと変わらない振る舞いに元気をもらう。
さぁ、俺も仕事頑張ろうっ‼