俺たちの妹・3
「今年のインフルエンザは手強いからねー。俺のとこにも沢山来てるよ……」
苦笑がこぼれる大和からは少し疲れが見えていた。
「大和、お前も無理するなよ」
「はは。ありがと。俺は元気が取り柄だからね。そう簡単には体調崩さないよ」
「そういう過信がダメなんだって。限界来る前に休めよ」
「そーだなー」
何とも安心し難い返事が不安を誘う。
「大丈夫だって。日向がいるから、俺は適当に休んでるから」
「日向が居たら無理は出来ないよな。あいつも彼方に似て、色々敏感だから」
「そーいうこと。じゃぁ、またみぃちゃんの病室に顔だしにいくねー」
ひらひらっと手を振りながら大和は廊下を歩き出した。
大和には日向がいるから、大丈夫か……
そう思うと、俺の不安も少しは軽減された。
みぃの病室へ訪れる。
コンコンコン……
「はぁい」
声が聞こえて、ドアを開けると、そこには葵と桜が居た。
「葵と桜も来てたんだな。みぃ、久しぶりの病室はどう?」
「やっと戻ってきたって感じ。ケホケホ…… あそこにいると、自分が重症なんだって思い知らされるもん……」
「まぁ、確かにそう感じちゃうよな」
「みんな心配かけて……ごめんね……」
「もぉ、みぃが元気になってきてるんだから、そんなネガティブにならないの。でもみぃ、ほんと良かった。ちょこちょこ顔出すからね」
「ふふ。つーくんに会いにでしょ」
苦笑がこぼれる大和からは少し疲れが見えていた。
「大和、お前も無理するなよ」
「はは。ありがと。俺は元気が取り柄だからね。そう簡単には体調崩さないよ」
「そういう過信がダメなんだって。限界来る前に休めよ」
「そーだなー」
何とも安心し難い返事が不安を誘う。
「大丈夫だって。日向がいるから、俺は適当に休んでるから」
「日向が居たら無理は出来ないよな。あいつも彼方に似て、色々敏感だから」
「そーいうこと。じゃぁ、またみぃちゃんの病室に顔だしにいくねー」
ひらひらっと手を振りながら大和は廊下を歩き出した。
大和には日向がいるから、大丈夫か……
そう思うと、俺の不安も少しは軽減された。
みぃの病室へ訪れる。
コンコンコン……
「はぁい」
声が聞こえて、ドアを開けると、そこには葵と桜が居た。
「葵と桜も来てたんだな。みぃ、久しぶりの病室はどう?」
「やっと戻ってきたって感じ。ケホケホ…… あそこにいると、自分が重症なんだって思い知らされるもん……」
「まぁ、確かにそう感じちゃうよな」
「みんな心配かけて……ごめんね……」
「もぉ、みぃが元気になってきてるんだから、そんなネガティブにならないの。でもみぃ、ほんと良かった。ちょこちょこ顔出すからね」
「ふふ。つーくんに会いにでしょ」