俺たちの妹・3
葵side…
朝起きて、身体の怠さが半端なかったけど、だからって簡単に休めない。
リビングへ行くと、「顔色が悪い」とひな兄に言われ、休む様に言われた。
だけど、俺はそんな事したくなくて……
ひな兄に交渉してたら、苦笑いされて熱が上がらなければ最後まで居ていいけど、上がったら、早退だと言われた。
小林先生にも伝えておくとも……
そうなったら、誤魔化せないじゃん……
でも、ひな兄や小林先生の判断は正しくて、お昼前には身体の怠さは増してて……
自分の中でも誤魔化せなくなってきていた。
「葵、今日はこのまま帰ること。身体辛いだろ?」
小林先生にそう言われると、逆らえない……
「無理してるつもりはなかったんですけどね……」
「きっと、みぃちゃんの病室でも気を張ってたんだろうな……
とりあえず今日はゆっくり休めよ。日向のとこいける?」
「はい」
と立ち上がろうとした瞬間、グラっと視界が揺れた。
「無理してるじゃん……日向のとこ一緒に行こう」
小林先生は、俺の体を支えて歩き出した。
小林先生に迷惑を掛けてしまった……
リビングへ行くと、「顔色が悪い」とひな兄に言われ、休む様に言われた。
だけど、俺はそんな事したくなくて……
ひな兄に交渉してたら、苦笑いされて熱が上がらなければ最後まで居ていいけど、上がったら、早退だと言われた。
小林先生にも伝えておくとも……
そうなったら、誤魔化せないじゃん……
でも、ひな兄や小林先生の判断は正しくて、お昼前には身体の怠さは増してて……
自分の中でも誤魔化せなくなってきていた。
「葵、今日はこのまま帰ること。身体辛いだろ?」
小林先生にそう言われると、逆らえない……
「無理してるつもりはなかったんですけどね……」
「きっと、みぃちゃんの病室でも気を張ってたんだろうな……
とりあえず今日はゆっくり休めよ。日向のとこいける?」
「はい」
と立ち上がろうとした瞬間、グラっと視界が揺れた。
「無理してるじゃん……日向のとこ一緒に行こう」
小林先生は、俺の体を支えて歩き出した。
小林先生に迷惑を掛けてしまった……