俺たちの妹・3
暫くして、みぃが戻ってきたと連絡があった。
コンコンコン
『はぁい』
中からの返事を聞いてからドアを開けた。
『つーくん、ごめんなさい』
開口一番に、みぃが謝ってきた。
『俺もみぃの気持ち、ちゃんと分かってなくてごめん。でも、病院から出るのは止めて欲しい。何かあった時、見つけれないから。もし、見付けれなかったら、辛い思いするのはみぃなんだぞっ‼………俺は、まだまだ未熟で正しい判断が出来てないかも知るないけれど、みぃの気持ちに寄り添うように心掛けるから。だから、みぃも俺には隠さず話してほしい』
俺の話を聞きながら、目に涙を溜めるみぃ。
泣かせたい訳じゃないんだ………
『体調はどう?寒いとか怠いとかない?』
『戻ってくるまでは、寒かったけど、病室に入ってからは大丈夫』
『そっか………診察してもいい?』
『うん………』
『あ、俺外で待ってます』
葵が慌てた様子で言葉を紡ぐ。
『葵、ここにいて?』
『いいの?』
『うん。少しだけ………手握ってほしい』
『っ‼………分かった。じゃぁ、側に居るね』
二人のやり取りを見てほのぼのしない人はきっといないだろう………
それくらい、暖かな雰囲気にこの二人は包まれていた。
診察をして、特に異常は見られなかった。
入院中入れていた点滴を再び入れる。
ただ、無茶をしたから夜中に熱が上がるかも知れない。
そうみぃに伝えると、みぃは苦笑していた。
『葵、側にいてくれてありがとう』
『みぃは気にしなくていいよ。俺は側に居れてラッキーだったから』
『ふふ。良かった………』
『みぃ?少し休もうか』
彼方の言葉に小さく頷いたみぃは、ゆっくり目を閉じて眠ってしまった。
コンコンコン
『はぁい』
中からの返事を聞いてからドアを開けた。
『つーくん、ごめんなさい』
開口一番に、みぃが謝ってきた。
『俺もみぃの気持ち、ちゃんと分かってなくてごめん。でも、病院から出るのは止めて欲しい。何かあった時、見つけれないから。もし、見付けれなかったら、辛い思いするのはみぃなんだぞっ‼………俺は、まだまだ未熟で正しい判断が出来てないかも知るないけれど、みぃの気持ちに寄り添うように心掛けるから。だから、みぃも俺には隠さず話してほしい』
俺の話を聞きながら、目に涙を溜めるみぃ。
泣かせたい訳じゃないんだ………
『体調はどう?寒いとか怠いとかない?』
『戻ってくるまでは、寒かったけど、病室に入ってからは大丈夫』
『そっか………診察してもいい?』
『うん………』
『あ、俺外で待ってます』
葵が慌てた様子で言葉を紡ぐ。
『葵、ここにいて?』
『いいの?』
『うん。少しだけ………手握ってほしい』
『っ‼………分かった。じゃぁ、側に居るね』
二人のやり取りを見てほのぼのしない人はきっといないだろう………
それくらい、暖かな雰囲気にこの二人は包まれていた。
診察をして、特に異常は見られなかった。
入院中入れていた点滴を再び入れる。
ただ、無茶をしたから夜中に熱が上がるかも知れない。
そうみぃに伝えると、みぃは苦笑していた。
『葵、側にいてくれてありがとう』
『みぃは気にしなくていいよ。俺は側に居れてラッキーだったから』
『ふふ。良かった………』
『みぃ?少し休もうか』
彼方の言葉に小さく頷いたみぃは、ゆっくり目を閉じて眠ってしまった。