俺たちの妹・3
「少し脈が速いけど、頭痛が強くなってきた?」
「……うん」
「そっか、鎮痛剤入れようか?」
「ほしいかな…」
普段なら、鎮痛剤や薬はあまり使いたくないと拒むんだけど、我慢する体力も今はないので、お願いした。
「よし、じゃ用意するから待っててね。桜、一緒にお願いしていい?」
「はぁい」
つーくんと桜は仲良く出て行った。
「仲良しだな」
「職場でも会えるのっていいね」
「そうだな。でも俺は家で待っててくれる方がいいかな~」
「??そうなの?」
「みぃを見て癒されたいってこと」
「っっ!!」
一瞬の間に葵にキスされてしまった。
「早く家に帰ろうな。俺も一緒に頑張るから」
「うん。お家で葵を待てるように頑張るね」
「少し休もうか。眠れそう?」
「……手、握ってくれる?」
人肌が恋しくなっちゃった。
「ふふ、もちろん」
そう言って葵は私の手をそっと握ってくれた。
安心するぬくもりによってスーッと眠ってしまった。
葵が優しい表情で見守ってくれていたことを私は知らない。
「……うん」
「そっか、鎮痛剤入れようか?」
「ほしいかな…」
普段なら、鎮痛剤や薬はあまり使いたくないと拒むんだけど、我慢する体力も今はないので、お願いした。
「よし、じゃ用意するから待っててね。桜、一緒にお願いしていい?」
「はぁい」
つーくんと桜は仲良く出て行った。
「仲良しだな」
「職場でも会えるのっていいね」
「そうだな。でも俺は家で待っててくれる方がいいかな~」
「??そうなの?」
「みぃを見て癒されたいってこと」
「っっ!!」
一瞬の間に葵にキスされてしまった。
「早く家に帰ろうな。俺も一緒に頑張るから」
「うん。お家で葵を待てるように頑張るね」
「少し休もうか。眠れそう?」
「……手、握ってくれる?」
人肌が恋しくなっちゃった。
「ふふ、もちろん」
そう言って葵は私の手をそっと握ってくれた。
安心するぬくもりによってスーッと眠ってしまった。
葵が優しい表情で見守ってくれていたことを私は知らない。