俺たちの妹・3
葵side...
インフルエンザと肺炎にかかり、体力が消耗してしまったみぃは、体力を戻すかの様にすぐに眠ってしまった。
「もう少し一緒に頑張ろうな」
そう言いながらみぃの手をギュッと握る。
コンコンコン…
「はい」
「鎮痛剤持ってきたよ」
そう言って戻ってきた司さん。
「ありがとうございます。あれ?桜は?」
「小児科の子が泣いてて、泣きやませてる」
「桜ももう一人前の看護師ですね」
「子ども達は、あの明るさに救われるだろうね」
そう言いながら、鎮痛剤を注射した司さん。
「司さんも桜の明るさにやられた一人でしょ?」
「はは、そうだな。桜といると元気がもらえるよ」
「ふふ、桜の事、よろしくお願いしますね」
「そういう葵もみぃのことお願いね」
「もちろんです」
「体調が落ちついたら、退院も視野に入れようと思ってるんだ。食欲完全に戻るまで入院はみぃにとったら酷だろうし、家の方がいい気もするからね」
「ほんとですか?」
「但し、ある程度は食べれるようにならなくちゃダメだよ。じゃないと体力も食欲も戻らないからね」
「それでもみぃ、喜ぶと思います」
みぃの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。
「みぃより葵の方が嬉しそうな気もするけどな」
「そりゃ、家にいてくれる方が嬉しいですもん」
「ま、それもそうだな。じゃぁ、退院に向けて頑張ろうな」
「はい」
「もう少し一緒に頑張ろうな」
そう言いながらみぃの手をギュッと握る。
コンコンコン…
「はい」
「鎮痛剤持ってきたよ」
そう言って戻ってきた司さん。
「ありがとうございます。あれ?桜は?」
「小児科の子が泣いてて、泣きやませてる」
「桜ももう一人前の看護師ですね」
「子ども達は、あの明るさに救われるだろうね」
そう言いながら、鎮痛剤を注射した司さん。
「司さんも桜の明るさにやられた一人でしょ?」
「はは、そうだな。桜といると元気がもらえるよ」
「ふふ、桜の事、よろしくお願いしますね」
「そういう葵もみぃのことお願いね」
「もちろんです」
「体調が落ちついたら、退院も視野に入れようと思ってるんだ。食欲完全に戻るまで入院はみぃにとったら酷だろうし、家の方がいい気もするからね」
「ほんとですか?」
「但し、ある程度は食べれるようにならなくちゃダメだよ。じゃないと体力も食欲も戻らないからね」
「それでもみぃ、喜ぶと思います」
みぃの嬉しそうな顔が目に浮かぶ。
「みぃより葵の方が嬉しそうな気もするけどな」
「そりゃ、家にいてくれる方が嬉しいですもん」
「ま、それもそうだな。じゃぁ、退院に向けて頑張ろうな」
「はい」