俺たちの妹・3
みんなそれぞれ雑談していると、
「あっ」
桜の小さな声が聞こえた。
桜の視線の先を見ると、新とみぃが絵本を読みながら眠ってしまっていた。
「ふふ。この二人の関係も見守りたくなる関係だよね」
叔母と甥っ子。
普通の関係だけど、みぃにとっては初めて出来た自分より小さい、守らなくちゃいけない存在な訳で………
嬉しくて、可愛くて仕方ないはずだ。
「みぃちゃんが既に癒しの存在なのに、そこに新くんも加わるとほんとヤバイくらい可愛いね」
前園さんにとってもみぃは癒しの存在なんだな………
「美晴と新が一緒になると怖いものなしだよな」
日向も共感出来るらしい。
「妹と息子がいい関係になってくれるのは嬉しいよ。新、寝ちゃったし、俺はそろそろ帰るよ。葵、みぃベッドに運んであげて」
彼方は新をそっと抱き上げた。
「うん、かな兄気を付けてね。彩さんにもよろしく」
「おぉー。じゃお先にー」
彼方は新を抱き抱えて帰っていった。
「俺もみぃ、部屋に運びますね」
葵はみぃをそっと姫抱きにして、リビングから出ていった。
「いつ見ても様になるよね。あの二人」
桜の呟きには懐かしさが含まれていた。
「昔から見慣れた光景だよな」
「私、学生の頃、二人の関係が羨ましかったんだよね。みぃには頼れる優しい存在が近くにいて羨ましかったの。でも、私にも、頼れる存在が出来たのはみぃのお陰だもんね」
俺の顔を見てにっこり微笑む桜は、最近悩ませていた問題の答えを見つけてくれた気がした。
「あっ」
桜の小さな声が聞こえた。
桜の視線の先を見ると、新とみぃが絵本を読みながら眠ってしまっていた。
「ふふ。この二人の関係も見守りたくなる関係だよね」
叔母と甥っ子。
普通の関係だけど、みぃにとっては初めて出来た自分より小さい、守らなくちゃいけない存在な訳で………
嬉しくて、可愛くて仕方ないはずだ。
「みぃちゃんが既に癒しの存在なのに、そこに新くんも加わるとほんとヤバイくらい可愛いね」
前園さんにとってもみぃは癒しの存在なんだな………
「美晴と新が一緒になると怖いものなしだよな」
日向も共感出来るらしい。
「妹と息子がいい関係になってくれるのは嬉しいよ。新、寝ちゃったし、俺はそろそろ帰るよ。葵、みぃベッドに運んであげて」
彼方は新をそっと抱き上げた。
「うん、かな兄気を付けてね。彩さんにもよろしく」
「おぉー。じゃお先にー」
彼方は新を抱き抱えて帰っていった。
「俺もみぃ、部屋に運びますね」
葵はみぃをそっと姫抱きにして、リビングから出ていった。
「いつ見ても様になるよね。あの二人」
桜の呟きには懐かしさが含まれていた。
「昔から見慣れた光景だよな」
「私、学生の頃、二人の関係が羨ましかったんだよね。みぃには頼れる優しい存在が近くにいて羨ましかったの。でも、私にも、頼れる存在が出来たのはみぃのお陰だもんね」
俺の顔を見てにっこり微笑む桜は、最近悩ませていた問題の答えを見つけてくれた気がした。