俺たちの妹・3
おばさん達が離れて、俺たちはみぃを寝室へ連れていった。
『日向、タイミング良く声かけてくれてありがとな』
『ううん、みぃ、そろそろ眠たくなる時間だと思ったから』
流石、日向だな……
みぃの生活リズムをしっかり把握している。
そっとベッドに降ろすと、まだ起きていた様で、俺と日向に手を伸ばした。
『にぃー…ひぃー…』
俺の事はにぃ、日向の事はひぃと呼ぶみぃ。
『みぃ、ネンネしていいよ』
俺の言葉に安心したのか、スーっと眠ったみぃ。
『暫くは起きないよな』
『今日は早起きだったし大丈夫だと思う』
俺たちは一度部屋を出て、30分交代でみぃの部屋で待機した。
結局起きてきたのはそれから2時間後。
しっかり眠れて、また元気を取り戻しておばさん達の癒やしとして、存在感を放っていた。
だけど、お正月の行事にはこれ以降暫くは参加出来なかった。
入院や体調不良が重なり、安静にしていなきゃいけかったから。
少しずつ落ち着いてきても、発熱や喘息の発作で一気に落ちる食欲に、体力がついていかなかったんだ。
小さい頃のみぃを思い出しながら、今目の前にいるみぃと葵を囲んでいる親戚たちを眺める。
大人になってまた、行事に参加出来るようになって、みぃ本人はもちろん、俺たち家族や親戚も喜んでいるんだ。
今年は年始から和やかで……いい年になりそうだ。
『日向、タイミング良く声かけてくれてありがとな』
『ううん、みぃ、そろそろ眠たくなる時間だと思ったから』
流石、日向だな……
みぃの生活リズムをしっかり把握している。
そっとベッドに降ろすと、まだ起きていた様で、俺と日向に手を伸ばした。
『にぃー…ひぃー…』
俺の事はにぃ、日向の事はひぃと呼ぶみぃ。
『みぃ、ネンネしていいよ』
俺の言葉に安心したのか、スーっと眠ったみぃ。
『暫くは起きないよな』
『今日は早起きだったし大丈夫だと思う』
俺たちは一度部屋を出て、30分交代でみぃの部屋で待機した。
結局起きてきたのはそれから2時間後。
しっかり眠れて、また元気を取り戻しておばさん達の癒やしとして、存在感を放っていた。
だけど、お正月の行事にはこれ以降暫くは参加出来なかった。
入院や体調不良が重なり、安静にしていなきゃいけかったから。
少しずつ落ち着いてきても、発熱や喘息の発作で一気に落ちる食欲に、体力がついていかなかったんだ。
小さい頃のみぃを思い出しながら、今目の前にいるみぃと葵を囲んでいる親戚たちを眺める。
大人になってまた、行事に参加出来るようになって、みぃ本人はもちろん、俺たち家族や親戚も喜んでいるんだ。
今年は年始から和やかで……いい年になりそうだ。