俺たちの妹・3
美晴side…
体調に異変を感じてから二週間。
葵とつーくんと、大人しく過ごすことを約束し、無事に当日を迎えられた。
ほんと良かった……。
朝、葵に起こされて、葵が用意してくれた朝食はスムージーだった。
お昼にフルコースが出るからと考えてくれてのことだった。
葵の優しさには感謝しなきゃね。
会場は城之内家が所有しているホテルの中の式場で行われる事になっているので、私のドレスとかも会場に着いてから。
という事で、いつものお出かけ準備を済ませれば、すぐに出掛けれる。
「みぃの準備もあるだろうし、早めに行こうか」
葵は、後片付けを済ませて私に声をかけてくれた。
「うん、お出かけの準備は出来てるよ」
「と、その前に朝の薬は飲んだかな?」
「あ…まだだった…」
「忘れたら駄目じゃん」
「早く行けるのが嬉しくて」
「ま、その気持ちも分からない訳ではないけどね」
すぐに薬を飲み、お昼の薬と吸入器や発作止めの薬を入れたポーチもカバンに入れた。
「よし、じゃあ出発しようか」
「はーい」
二人でエレベーターに乗り込み、エントランスを抜ける。
「美晴様、葵様行ってらっしゃいませ」
「行ってきます。みぃ、俺車取ってくるからここで中原さんと待ってて?」
「わかった」
葵をエントラスから見送る。
「あ、中原さんも今日は、来るの?」
「はい。日向様のお祝い事ですし、後程行かせて頂きます」
「ふふ。ひな兄も嬉しいだろうね」
「喜んで頂けると何よりです」
そう言ってお辞儀をした中原さん。
「あ、葵が来たみたいなので行ってきます」
そう言って葵が乗ってきた車に乗り込んだ。
葵とつーくんと、大人しく過ごすことを約束し、無事に当日を迎えられた。
ほんと良かった……。
朝、葵に起こされて、葵が用意してくれた朝食はスムージーだった。
お昼にフルコースが出るからと考えてくれてのことだった。
葵の優しさには感謝しなきゃね。
会場は城之内家が所有しているホテルの中の式場で行われる事になっているので、私のドレスとかも会場に着いてから。
という事で、いつものお出かけ準備を済ませれば、すぐに出掛けれる。
「みぃの準備もあるだろうし、早めに行こうか」
葵は、後片付けを済ませて私に声をかけてくれた。
「うん、お出かけの準備は出来てるよ」
「と、その前に朝の薬は飲んだかな?」
「あ…まだだった…」
「忘れたら駄目じゃん」
「早く行けるのが嬉しくて」
「ま、その気持ちも分からない訳ではないけどね」
すぐに薬を飲み、お昼の薬と吸入器や発作止めの薬を入れたポーチもカバンに入れた。
「よし、じゃあ出発しようか」
「はーい」
二人でエレベーターに乗り込み、エントランスを抜ける。
「美晴様、葵様行ってらっしゃいませ」
「行ってきます。みぃ、俺車取ってくるからここで中原さんと待ってて?」
「わかった」
葵をエントラスから見送る。
「あ、中原さんも今日は、来るの?」
「はい。日向様のお祝い事ですし、後程行かせて頂きます」
「ふふ。ひな兄も嬉しいだろうね」
「喜んで頂けると何よりです」
そう言ってお辞儀をした中原さん。
「あ、葵が来たみたいなので行ってきます」
そう言って葵が乗ってきた車に乗り込んだ。