俺たちの妹・3
安堵
葵side…
「みぃちゃん、またゆっくり会おうね」
「うん、朱里ちゃんお仕事頑張ってね」
「ふふ、ありがと。みぃちゃんと葵くんも待ってるからね」
そう言って朱里さんは帰っていった。
「ちょっとここに座ろうか」
ロビーのソファーを見つけたので、みぃの手を引いて、そこに座らせて少し休憩する事にした。
「ありがと」
みぃは俺に手を引かれるままにソファーに座った。
手を引きながら隣に座り、脈を確認する。
「朱里さんってお仕事何してるの?」
みぃに勘付かれ無い為に、朱里さんの言葉から気になった事を聞いてみた。
「ジュエリーショップのデザイナーさんだよ」
「ジュエリーショップかー」
「城之内家は、みんなそこで色々お世話になってるんだって」
「色々って?」
「結婚の時や、記念日とかにね」
「なるほど!」
いい事聞いた。
みぃは、自分の事や親戚の事をあまり話さないし、いずれ、かな兄とかに聞こうと思ってたんだ。
「朱里ちゃんと話すとね、色んな世界を知れて楽しいんだよ。私の事も疎まないし、優しいお姉ちゃんだよ」
「確かに、頼りになるお姉さんって感じだね」
みぃはにっこり頷いた。
ほんわかした雰囲気を出しているみぃだけど、脈が早い。
今日1日、みぃには負担がかかっていたのかも知れない。
「みぃ、ちょっと脈が早いんだけど、辛くない?」
俺の言葉に驚いた顔をしたみぃ。
「もぅ……葵、いつの間に?」
「今だよ」
そう言って、繋いだ手を指差す。
「お式の間はあまり気にならなかったんだけど、終わってホッとしたのかな。ちょっとだけ……」
「ん?」
「体が重いかな……」
怠いって事だよな。
「分かった。ちゃんと教えてくれてありがとう。休憩出来る部屋があるか聞いてくるから待てる?」
「うん」
みぃは小さく頷いた。
「うん、朱里ちゃんお仕事頑張ってね」
「ふふ、ありがと。みぃちゃんと葵くんも待ってるからね」
そう言って朱里さんは帰っていった。
「ちょっとここに座ろうか」
ロビーのソファーを見つけたので、みぃの手を引いて、そこに座らせて少し休憩する事にした。
「ありがと」
みぃは俺に手を引かれるままにソファーに座った。
手を引きながら隣に座り、脈を確認する。
「朱里さんってお仕事何してるの?」
みぃに勘付かれ無い為に、朱里さんの言葉から気になった事を聞いてみた。
「ジュエリーショップのデザイナーさんだよ」
「ジュエリーショップかー」
「城之内家は、みんなそこで色々お世話になってるんだって」
「色々って?」
「結婚の時や、記念日とかにね」
「なるほど!」
いい事聞いた。
みぃは、自分の事や親戚の事をあまり話さないし、いずれ、かな兄とかに聞こうと思ってたんだ。
「朱里ちゃんと話すとね、色んな世界を知れて楽しいんだよ。私の事も疎まないし、優しいお姉ちゃんだよ」
「確かに、頼りになるお姉さんって感じだね」
みぃはにっこり頷いた。
ほんわかした雰囲気を出しているみぃだけど、脈が早い。
今日1日、みぃには負担がかかっていたのかも知れない。
「みぃ、ちょっと脈が早いんだけど、辛くない?」
俺の言葉に驚いた顔をしたみぃ。
「もぅ……葵、いつの間に?」
「今だよ」
そう言って、繋いだ手を指差す。
「お式の間はあまり気にならなかったんだけど、終わってホッとしたのかな。ちょっとだけ……」
「ん?」
「体が重いかな……」
怠いって事だよな。
「分かった。ちゃんと教えてくれてありがとう。休憩出来る部屋があるか聞いてくるから待てる?」
「うん」
みぃは小さく頷いた。