俺たちの妹・3
「吸ってー吐いてー」
そう言いながら聴診する。
さっきよりは喘鳴は少し治まってる。
「うん。点滴前よりは治まってるよ。でも無理するとぶり返しちゃうから暫くは無理は禁物ね。家事も一つだけにしておいて」
俺の言葉にバッと顔を上げたみぃ。
「そんな、驚いた顔してもダメ。みぃは自分でも分からないうちに無理しちゃうんだから」
そう言うと、しゅんと肩を落としたみぃ。
「1週間後にもう一度診察に来て?それで良くなってたら家事解禁するから」
「……わかった」
無理できない期間を提案しておかないと、ほんとすぐに無理しちゃうからな。
「はい。これで診察は終わり。喘鳴を抑える薬と発作止め一つだけ出しておくね。発作止めは飲んだら1週間経ってなくても必ず受診する事。それが守れるなら今日は帰っていいよ」
「はーい」
俺の提案に嫌な顔一つせず頷いたみぃ。
基本素直なんだよな…
「つーくんありがとう」
そう言って立ち上がったみぃ。
「あ、言い忘れるところだった。帰りはタクシーで帰るように」
葵からの伝言だからな。
「葵から?」
流石みぃは鋭い。
「これは主治医としての言葉、主治医命令だよ」
「……分かった」
こう言うとしぶしぶ頷いたみぃ。
きっと歩きかバスで帰るつもりだったんだろう。
葵もみぃの事良く分かってる。
「気をつけて帰るんだよ。お大事に」
「はーい」
そう言いながら聴診する。
さっきよりは喘鳴は少し治まってる。
「うん。点滴前よりは治まってるよ。でも無理するとぶり返しちゃうから暫くは無理は禁物ね。家事も一つだけにしておいて」
俺の言葉にバッと顔を上げたみぃ。
「そんな、驚いた顔してもダメ。みぃは自分でも分からないうちに無理しちゃうんだから」
そう言うと、しゅんと肩を落としたみぃ。
「1週間後にもう一度診察に来て?それで良くなってたら家事解禁するから」
「……わかった」
無理できない期間を提案しておかないと、ほんとすぐに無理しちゃうからな。
「はい。これで診察は終わり。喘鳴を抑える薬と発作止め一つだけ出しておくね。発作止めは飲んだら1週間経ってなくても必ず受診する事。それが守れるなら今日は帰っていいよ」
「はーい」
俺の提案に嫌な顔一つせず頷いたみぃ。
基本素直なんだよな…
「つーくんありがとう」
そう言って立ち上がったみぃ。
「あ、言い忘れるところだった。帰りはタクシーで帰るように」
葵からの伝言だからな。
「葵から?」
流石みぃは鋭い。
「これは主治医としての言葉、主治医命令だよ」
「……分かった」
こう言うとしぶしぶ頷いたみぃ。
きっと歩きかバスで帰るつもりだったんだろう。
葵もみぃの事良く分かってる。
「気をつけて帰るんだよ。お大事に」
「はーい」