俺たちの妹・3
「みぃ、がんばって。ぼくみぃといっしょにどうぶつみたいな……だめ?」
あっくんの可愛いお願いは無下にできないね。
「駄目じゃないよ。頑張るね」
あっくんと私のやり取りを見て、ホッと息を吐いていたのは、葵だけじゃなかったみたい。
彩さんも安心した表情をしていたから……
心配掛けない様に頑張らなくちゃ……
小さなオニギリと格闘しながら、なんとか食べ終えれた。
「わぁ‼︎みぃがんばったね」
あっくんが私に抱きついてきた。
「あっくんの為だもの。頑張ったよ」
頭を撫でると、あっくんは嬉しそうにしてくれた。
「みぃ、薬忘れちゃ駄目だよ」
「はぁい、ありがとう」
葵から、受け取った薬を水で流し込んだ。
しばらく休憩も兼ねて、ゆったりした時間を過ごしていた。
「あおい〜っ‼︎ ぼくひつじさんにえさあげたいっっ‼︎」
あっくんが、葵に向かって駆け寄った。
「よ〜し、じゃぁ、あげに行こうか。みぃと彩さんはまだゆっくりしてていいからね。俺が、新に付き添うよ」
「じゃぁ葵くん、よろしくね」
小さい頃は動物園は、行けなかった場所の一つ……
今でもマスクは必須だけど、行けるようになったんだ。
でも無理は禁物だから、あっくんのペースが丁度良いんだけどね。
葵と一緒にえさをあげているあっくんを見つめる。
二人とも無邪気にハシャギながら餌をあげている。
葵に子どもが出来たら、きっとこんな感じなんだろな〜。
………今日は、なんだかあっくんとお出かけしてるからか、いつもしない思考に戸惑う。
あっくんの可愛いお願いは無下にできないね。
「駄目じゃないよ。頑張るね」
あっくんと私のやり取りを見て、ホッと息を吐いていたのは、葵だけじゃなかったみたい。
彩さんも安心した表情をしていたから……
心配掛けない様に頑張らなくちゃ……
小さなオニギリと格闘しながら、なんとか食べ終えれた。
「わぁ‼︎みぃがんばったね」
あっくんが私に抱きついてきた。
「あっくんの為だもの。頑張ったよ」
頭を撫でると、あっくんは嬉しそうにしてくれた。
「みぃ、薬忘れちゃ駄目だよ」
「はぁい、ありがとう」
葵から、受け取った薬を水で流し込んだ。
しばらく休憩も兼ねて、ゆったりした時間を過ごしていた。
「あおい〜っ‼︎ ぼくひつじさんにえさあげたいっっ‼︎」
あっくんが、葵に向かって駆け寄った。
「よ〜し、じゃぁ、あげに行こうか。みぃと彩さんはまだゆっくりしてていいからね。俺が、新に付き添うよ」
「じゃぁ葵くん、よろしくね」
小さい頃は動物園は、行けなかった場所の一つ……
今でもマスクは必須だけど、行けるようになったんだ。
でも無理は禁物だから、あっくんのペースが丁度良いんだけどね。
葵と一緒にえさをあげているあっくんを見つめる。
二人とも無邪気にハシャギながら餌をあげている。
葵に子どもが出来たら、きっとこんな感じなんだろな〜。
………今日は、なんだかあっくんとお出かけしてるからか、いつもしない思考に戸惑う。