俺たちの妹・3
「ねぇ、みぃちゃん」
彩さんの優しい声が響いた。
「はい」
「葵くんと生活始めてもう4年だっけ?」
「うん」
「葵くんと……次の関係になりたいなって思わないの?」
彩さんの言葉に思わず苦笑い。
「私は………………これ以上望んだらダメだと思うの」
「………………どうして?」
「葵は、医者としてまだまだこれから経験を積まないといけないでしょ?そんな時に私という存在が側に居たら……きっとせっかくできる事が出来ないんじゃないかなって……」
「みぃちゃん……」
「私は、葵にせっかくのチャンスを無駄にして欲しくないの。だから、今のままで十分だよ」
にっこり笑う私を見て、彩さんは悲しい顔をしていた。
「心配してくれてありがとう。でもちゃんと葵の優しさに甘えちゃってるのは分かってるから……」
「みぃちゃん……」
彩さんが何か言いかけた時……
「ママ〜。ひつじさんにえさあげてきたよ」
あっくんの元気な声が響いた。
「あっくん、おかえり〜」
私はあっくんの側へ行き、話題を変えた。
彩さん……ごめんね……
今はまだ温かい場所に居たいの……
彩さんの優しい声が響いた。
「はい」
「葵くんと生活始めてもう4年だっけ?」
「うん」
「葵くんと……次の関係になりたいなって思わないの?」
彩さんの言葉に思わず苦笑い。
「私は………………これ以上望んだらダメだと思うの」
「………………どうして?」
「葵は、医者としてまだまだこれから経験を積まないといけないでしょ?そんな時に私という存在が側に居たら……きっとせっかくできる事が出来ないんじゃないかなって……」
「みぃちゃん……」
「私は、葵にせっかくのチャンスを無駄にして欲しくないの。だから、今のままで十分だよ」
にっこり笑う私を見て、彩さんは悲しい顔をしていた。
「心配してくれてありがとう。でもちゃんと葵の優しさに甘えちゃってるのは分かってるから……」
「みぃちゃん……」
彩さんが何か言いかけた時……
「ママ〜。ひつじさんにえさあげてきたよ」
あっくんの元気な声が響いた。
「あっくん、おかえり〜」
私はあっくんの側へ行き、話題を変えた。
彩さん……ごめんね……
今はまだ温かい場所に居たいの……