俺たちの妹・3
そう言い終わった瞬間に
チュッ
とキスをされた。
「っ!!」
「へへ。今はこうやって手も繋げるし、毎日みぃに会えるし、俺は幸せだなー」
「もぅっ」
顔が赤くなるのがわかった。
「新も待ってるだろうし、迎えに行こうか」
そう言って手を引いてくれる葵は、意地悪な時もあるけど、基本優しい。
「そうだね。あっくん待ってるね」
再び歩き出した私達は、幼稚園の門の前まで辿り着いた。
インターホンを鳴らす。
「はい」
「城之内新のお迎えに来ました」
「入園許可証を見せてください」
そう言われ、見せると
「どうぞ」
の言葉と共に、カチャっと門の鍵が開いた。
幼稚園の中に入っていく。
予め彩さんから教えてもらっていた延長保育で使用している保育室へ迎えに行くと
先生と目が合い会釈をすると
「みぃっ!あおいもいるっ!」
とあっくんが保育室から走ってきて手を降ってくれた。
「新くんのお迎えですか?」
「はい。新の母親が出産の為に病院へ向かったので、変わりに迎えに来ました。暫くは、私達か、父親が送迎しますので、よろしくお願いします」
「あ、以前お母さんから聞いてます。お父さんの妹さんですね?」
きちんと伝達されていたみたいだ。
「はい、そうです」
「お隣の方は?」
「あ、えっと…」
葵の事を、聞かれて少し戸惑う。
「婚約者です。一緒に暮らしているので新の事も一緒に送迎します」
まさかの葵の言葉に思わず葵の顔を見た。
「そうなんですね。分かりました。では新くんの準備をするので少しお待ちくださいね」
チュッ
とキスをされた。
「っ!!」
「へへ。今はこうやって手も繋げるし、毎日みぃに会えるし、俺は幸せだなー」
「もぅっ」
顔が赤くなるのがわかった。
「新も待ってるだろうし、迎えに行こうか」
そう言って手を引いてくれる葵は、意地悪な時もあるけど、基本優しい。
「そうだね。あっくん待ってるね」
再び歩き出した私達は、幼稚園の門の前まで辿り着いた。
インターホンを鳴らす。
「はい」
「城之内新のお迎えに来ました」
「入園許可証を見せてください」
そう言われ、見せると
「どうぞ」
の言葉と共に、カチャっと門の鍵が開いた。
幼稚園の中に入っていく。
予め彩さんから教えてもらっていた延長保育で使用している保育室へ迎えに行くと
先生と目が合い会釈をすると
「みぃっ!あおいもいるっ!」
とあっくんが保育室から走ってきて手を降ってくれた。
「新くんのお迎えですか?」
「はい。新の母親が出産の為に病院へ向かったので、変わりに迎えに来ました。暫くは、私達か、父親が送迎しますので、よろしくお願いします」
「あ、以前お母さんから聞いてます。お父さんの妹さんですね?」
きちんと伝達されていたみたいだ。
「はい、そうです」
「お隣の方は?」
「あ、えっと…」
葵の事を、聞かれて少し戸惑う。
「婚約者です。一緒に暮らしているので新の事も一緒に送迎します」
まさかの葵の言葉に思わず葵の顔を見た。
「そうなんですね。分かりました。では新くんの準備をするので少しお待ちくださいね」