俺たちの妹・3
葵side…
体調を崩してしまったから、以前計画していたお出かけが出来なくなった事をみぃは、ずっと気にしていた。
新に我慢させてしまったと……
その事に気付いた彩さんが、また3人でお出かけを計画していて、みぃと話し合いをしている事をかな兄に教えてもらっていたんだ。
そのお出かけの2週間程前にみぃから話を聞いたんだ。
『葵〜。ちょっとお願いがあるんだけど……』
『お願い?何だろ?』
『今度ね、彩さんとあっくんの3人でお出かけのやり直しをするんだけど、葵も一緒に行けないかな〜って』
『俺も?』
『うん。この前急に体調悪くなっちゃったでしょ?彩さんやあっくんに負担掛けちゃったから……葵が居てくれたら心強いかなって……あ、でも無理ならいいの。お仕事忙しいしね』
『みぃは、やっぱり自分の事より他人の事優先だな……』
『え?』
俺の独り言は聞こえなかったみたいだ。
『いや、小林先生に聞いてみるよ』
俺の言葉を聞いて、嬉しそうな顔をしたみぃ。
『ほんと?ありがと〜』
みぃは、ホッとした表情を見せた。
それから、小林先生に話をすると、すんなり許可を貰えた。
俺がいる方が逆に安心だって言われた事はみぃには内緒。
そして今日、お出かけ当日を迎えたんだ。
新に我慢させてしまったと……
その事に気付いた彩さんが、また3人でお出かけを計画していて、みぃと話し合いをしている事をかな兄に教えてもらっていたんだ。
そのお出かけの2週間程前にみぃから話を聞いたんだ。
『葵〜。ちょっとお願いがあるんだけど……』
『お願い?何だろ?』
『今度ね、彩さんとあっくんの3人でお出かけのやり直しをするんだけど、葵も一緒に行けないかな〜って』
『俺も?』
『うん。この前急に体調悪くなっちゃったでしょ?彩さんやあっくんに負担掛けちゃったから……葵が居てくれたら心強いかなって……あ、でも無理ならいいの。お仕事忙しいしね』
『みぃは、やっぱり自分の事より他人の事優先だな……』
『え?』
俺の独り言は聞こえなかったみたいだ。
『いや、小林先生に聞いてみるよ』
俺の言葉を聞いて、嬉しそうな顔をしたみぃ。
『ほんと?ありがと〜』
みぃは、ホッとした表情を見せた。
それから、小林先生に話をすると、すんなり許可を貰えた。
俺がいる方が逆に安心だって言われた事はみぃには内緒。
そして今日、お出かけ当日を迎えたんだ。