俺たちの妹・3
身体の震えがなくなったので、冷やす事にして、冷えピタを貼ったり、アイスノンで脇や足の付け根を冷やしたりした……
暫くすると、
「「ただいま〜」」
美晴と葵が帰ってきた。
「おかえり。検診どうだった?」
「………うん、……ヘーキだったよ」
少し間があったし、ヘーキって言葉を使ったから、何かあったかな……
「それより由奈さんどう?」
「熱がちょっと高いんだ。一人暮らしだって言うし、このまま帰しても心配だったから連れてきた。美晴、うつるかどうか分からないけど、マスク付けてて」
「分かった。私も一緒に居てもいい?」
「みぃっ‼︎」
「………少しだけ………ね?」
「葵………司さんになんて言われたんだ?」
「貧血が出てるから、無理するなって」
「美晴、司さんとの約束は守らなきゃ。無理しない程度にな。そうじゃないと、前園さんが気にするし、俺たちも心配だから」
「分かった。葵、心配かけてごめんね。
でも私、由奈さんの力になりたいの」
美晴は葵の側に行き、ギュッと抱きついて葵を見上げた。
…………そんな可愛い顔してお願いされちゃ、許すしかないよな………
「〜〜っ‼︎ みぃ……そんな顔でお願いとか反則だよ……絶対無理しないって約束してね」
葵は、項垂れながら言葉を繋いだ。
「ありがとう。葵、大好き」
美晴は葵のホッペにチュッとキスを落とした。
暫くすると、
「「ただいま〜」」
美晴と葵が帰ってきた。
「おかえり。検診どうだった?」
「………うん、……ヘーキだったよ」
少し間があったし、ヘーキって言葉を使ったから、何かあったかな……
「それより由奈さんどう?」
「熱がちょっと高いんだ。一人暮らしだって言うし、このまま帰しても心配だったから連れてきた。美晴、うつるかどうか分からないけど、マスク付けてて」
「分かった。私も一緒に居てもいい?」
「みぃっ‼︎」
「………少しだけ………ね?」
「葵………司さんになんて言われたんだ?」
「貧血が出てるから、無理するなって」
「美晴、司さんとの約束は守らなきゃ。無理しない程度にな。そうじゃないと、前園さんが気にするし、俺たちも心配だから」
「分かった。葵、心配かけてごめんね。
でも私、由奈さんの力になりたいの」
美晴は葵の側に行き、ギュッと抱きついて葵を見上げた。
…………そんな可愛い顔してお願いされちゃ、許すしかないよな………
「〜〜っ‼︎ みぃ……そんな顔でお願いとか反則だよ……絶対無理しないって約束してね」
葵は、項垂れながら言葉を繋いだ。
「ありがとう。葵、大好き」
美晴は葵のホッペにチュッとキスを落とした。