俺たちの妹・3
「城之内美晴さ〜ん」
そんな事を話していたら、名前を呼ばれた。
「みぃちゃん、こんにちは」
「あ、沙希ちゃんこんにちは」
「今日は私が担当するね」
「うん、お願いします」
「みぃ、調子はどう?」
「つーくん。いつもと変わりないよ」
「じゃぁ、診ていくよ」
つーくんの目が一気に真剣になった。
血圧、体温、聴診、貧血の確認……
私にとっては一つ一つがドキドキする項目。
「みぃ。ちょっと貧血出てるんだよね。、辛くない?」
「う〜ん……あんまり感じてないかな……」
「でも、あまり無理はしないで。みぃが気付いてなくても、身体は正直だから」
「………分かった」
「葵、頼むな」
「はい」
二人の結束は、固いから無茶出来ないな〜。
思わず苦笑いがこぼれた。
「みぃ、鉄剤出しておくね。それとほんとに無理はダメだよ。日向も葵もいるんだから、家事はほどほどに。酷くなってからじゃ遅いんだからね」
「………はぁい」
「その間が怖いけど、無茶したら次の検診の時に分かるからね」
「分かった」
つーくん、最近厳しいんだよな……
多分、以前あっくんとのお出かけの後に体調崩した事が、自分の責任だと思ってる気がする……
つーくんのせいじゃないのに。
そんな事を話していたら、名前を呼ばれた。
「みぃちゃん、こんにちは」
「あ、沙希ちゃんこんにちは」
「今日は私が担当するね」
「うん、お願いします」
「みぃ、調子はどう?」
「つーくん。いつもと変わりないよ」
「じゃぁ、診ていくよ」
つーくんの目が一気に真剣になった。
血圧、体温、聴診、貧血の確認……
私にとっては一つ一つがドキドキする項目。
「みぃ。ちょっと貧血出てるんだよね。、辛くない?」
「う〜ん……あんまり感じてないかな……」
「でも、あまり無理はしないで。みぃが気付いてなくても、身体は正直だから」
「………分かった」
「葵、頼むな」
「はい」
二人の結束は、固いから無茶出来ないな〜。
思わず苦笑いがこぼれた。
「みぃ、鉄剤出しておくね。それとほんとに無理はダメだよ。日向も葵もいるんだから、家事はほどほどに。酷くなってからじゃ遅いんだからね」
「………はぁい」
「その間が怖いけど、無茶したら次の検診の時に分かるからね」
「分かった」
つーくん、最近厳しいんだよな……
多分、以前あっくんとのお出かけの後に体調崩した事が、自分の責任だと思ってる気がする……
つーくんのせいじゃないのに。