ウソのコイビトになりました



「佐々木さんの部屋はここだよ!布団以外は何もないけど、自由に使って!!あと、なんかあったら部屋にいるからいつでも呼んで!」



ご飯を食べたあと白木くんが部屋を案内してくれた。


「ありがとう、白木くん!」


「佐々木さん、ここではみんな白木だからさ、光って呼んでよ!」


「あ、そっか!そうだよね!

じ、じゃあ、光くんありがとう!おやすみ!」


「いえいえ!おやすみ、朱里!」


そう明るい笑顔で優しく頭をポン、とすると自分の部屋へ帰っていった。



優しくてカッコイイなんて、これぞ『the イケメン』だよね!


朱里って呼ばれたし、しかも頭をポンって!!!


キュンとした!流石イケメンだぁあ!!



そんなこんなで、この日は終わりました。



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