ウソのコイビトになりました
「朱里ちゃん、今日はごめんね!ありがとう」
「紗栄子帰ってきたからあがっていいぞ!」
「お2人で大丈夫ですか?今結構忙しいですし、手伝いますよ?」
心配になり、そう言うと
「大丈夫、大丈夫!俺らはそんな軟じゃないからな」
「そうよ?まだまだピッチピチだもの!」
「お前、ピッチピチではないだろ」
「あら、失礼ね。永遠の17歳よ」
と、笑いながら言った。
「ありがとうございます。お先に失礼します」
こんな、夫婦いいな。
そう思い、家に向かった。