ウソのコイビトになりました




1日のバイトが終わり、野宿をしている公園に向かうため大通りを歩いていた。



陽斗くん、元気かな?
ちゃんとご飯食べてるのかな?



……優夢とは上手く行ったのかな?



ボーッとしながら歩いていると、いつの間にか陽斗くんのことで頭の中で埋まっていた。



いつも何かをしていないと陽斗くんのことをつい考えてしまう。



優夢と上手く行ってるに決まってる。
だから、私が心配する必要なんてない。



分かってるのになんか泣きそう…。



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