キミのせい。
あっ…あのイケメンの人だ。。
いつも優希君と剛君の横にいる
「ちっ。男持ちかよ」「行くぞ」
ふぅ〜っと同時に力が入らない
ペタンとその場に崩れちゃった最悪
「大丈夫か?」頭にポンッと置かれた手
ポンポンって3回頭を優しく崩れないように撫でてくれた
「ありがと…本当にありがと怖かった」
「………別に」
不器用なのかな?ぶっきらぼうに答える
でも横向いて顔が真っ赤になっている
何も言わずにただ横にいてくれる
「待ち合わせしてんだろ?優希と」
「うん」俯いて恥ずかしくなって…
「優希来るまで見張り」「悪いよ」
「また怖い思いすんのは嫌だろ」
「ありがと…ねぇ名前教えて?」
へぇ〜大谷幸って言うんだね
名前がすごく似合ってるそんな気がした
遠い所から私の名前を呼ぶ声が聞こえた
「お〜い!ごめん!もう待ってた?」
幸君は優希君に顔見せずにそっと
バレないように離れてもう居なかった
「ううん。大丈夫だよ!」
さっき会った事は2人の秘密かな?ふふ
「.../// めちゃくちゃ可愛いその格好」
「ありがと…そんな事ないよ////」
顔真っ赤になってそうだから下向いた
顔見ないで本当に恥ずかしくて顔が熱い
本当に優希君とのデートは緊張とドキドキして幻をみてるみたいでフワフワしてる
「もう暗くなってきたね送る!」
「…うん」 川沿いを一緒に帰る
それだけで早くつかないでって願っちゃう
気づけばどんどん優希君と距離が縮まって手が触れ合う…ギュッ
私の右手が優希君の左手が…きゃーー
繋いでるどおしよ手汗かいてないかな?
「照れるね////」「…うん///」
恥ずかしくて何て返事したらいいの
「あのさ…早いって分かってるけど俺と付き合って欲しい」
「えっ?急展開で頭ついてかないよ」
しばらく橋の上を沈黙で歩いてる
返事しなきゃ!ダメなのに固まってる
もー家の前にいきそうなのにどしよ
「あの!!!!私もずっと前から好き……です」
やばい…勢い余って声がデカくなった…
周りを見渡して大丈夫…人居ない…ふぅ
「ぷっはははっ!由奈面白い!可愛い」
「えっ由奈?って」
「これからは優希ねよろしくね」
初デートの帰り道 二人共両思いになれた
帰って鏡みてもニヤケまくってる自分が
とてつもなく気持ち悪いけど幸せ〜〜
早速咲に報告です!へへへ
「おっめでとおおおおお!!!」
「ほら、やっぱりお互い一目惚れだよ」
こんな大きい声が響き渡った