キミのせい。
夏の思い出





1週間が経って約束のプールの日!


その前にちゃーんと優希君好みの
水着を買ってきたんだあ〜♪♪



学校に居てた時の感情はすぐに忘れていた
もお何も邪魔するものなんかないもん




「やっほ〜!!」


待ち合わせの場所でテンションが高い2人が
やってきた…ふふ



「咲も剛君もテンション高い〜」


「だって楽しみぢゃん!」


「あれ?後のおふたりさんまだかよ〜」




ぶつくさと文句を言いながらベンチに腰掛ける剛君
座った途端にまた立って叫びだした



「幸も優希も遅いぞ〜いくぞ〜」



どんだけ忙しい人なんだろ本当に面白い
咲は素直に剛君に「うるさいっ」って
怒ってるのをみて優希君と一緒に笑った




そんな中、幸君はクールに4人をジーッと
みてクスって下見て笑ってた



幸君の笑ってる顔滅多に見れないから
たまーにドキッとする



浮気とかぢゃないよ…?
けどあの日の事があってから凄く気になる
優希君と一緒に居てるだけあるから
凄くいい人なんだろうなって




「由奈〜!置いていくよ?」



考えてたらみんなもう駅に向かってた



「ちょっと待ってよ〜!」



「由奈〜はい、いくよ」


左手を差し出してくれる優希君
そっと右手を重ねる



幸せだなって感じる瞬間
ずっと続けばいいのにな〜












< 22 / 127 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop