キミのせい。





「私ん家ここだから!」

「おう」って一言で返された
幸君照れた時凄くわかりやすいな


ガチャ



「おかえり〜ってお友達?」
「あっお母さん!」



男友達とか紹介した事ないのに〜
お母さんにバレた恥ずかしい…



「初めまして大谷幸です。由奈さんと仲良くさしてもらってます」

「あら〜そうなのね!ご飯もしよかったら食べて行かない?今日お父さん居ないの〜もし良かったら!」


「いいんですか?」えっまって幸君…
何でそんなに嬉しそうなの?



「いいわよ〜ぜひぜひ上がって!ご飯できたら呼ぶから由奈の部屋で待ってて」



男の人上げたことないんですけど…
彼氏ぢゃなくて幸君だなんて…優希君に
バレたらどおしよ。幸君なら言わないだろうけど



「なんか…ごめんな。優希に悪い事したかもしれねーな」「大丈夫だよ。優希君優しいから」




漫画を読んだり弟の部屋から持ち出したゲームをして暇を潰してた



「ご飯よ〜」「はーい」
ご飯をお母さんと弟私と幸君4人で
食卓に並ぶ不思議な光景だな



「幸君ってねえーちゃんの彼氏?」
「学、余計な事言うんぢゃないよ」



そんなやり取りをクスクス笑いながら
幸君がみてた心から楽しんでくれてるって
なんとなーく思えたの



「お母さん!このご飯めちゃくちゃ美味しいです!」「そんなに褒めて作ったかいがあるわ」



バクバクと食べる幸君にお母さんは大満足
凄く幸せそうな顔をする幸君をみて私もほっこりした



「本当にありがとうございます!久しぶりに美味しいご飯食べました!」

幸君が言ったことに不思議そうなお母さん


「幸君ね独り暮らしなの」

「そおなの?ちゃんと食べてる?もおいつでも来てね!美味しそうに食べてくれる姿見て凄く嬉しいわ」


「ありがとうございます!!いつも簡単に済ませるんで。」


どこか寂しそーに言う幸君をみて
ドクンって音がした守ってあげたいって
……ダメだ!優希君が嫌な気持ちになる!



幸君が帰る時間になった…寂しいな。。

「送っていくよ?」「男だし大丈夫」


「ふふ。またきてね!お母さん幸君お気に入りみたいだね」「嬉しい限り!ありがとうごちそうさま」



バイバイって手振って幸君が見えなくなるまで
すっごい色んな事が1日で起きて疲れちゃった




早く寝よーっと





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